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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第11章 3.新しい居場所



夏油さん…。
懐かしい名前を聞きました。
夏油傑。
彼も私の1つ先輩でした。
五条さんが最強と言われる前までは五条さんと彼、2人で最強でした。
2人が揃えばどんな困難な任務も楽勝だと。
しかし2人は性格が全く反対のため問題児としても有名でした。
そんな2人にある重要な任務が言い渡されたのが、そもそも始まり。
あれは五条さん達がまだ学生の時です。
五条さんと夏油さんはある特別任務に着くことになりました。
それは星漿体の適合者の少女の護衛と抹消。
それは天元様という不死の呪術者であらゆる物を結界で守っています。
そして不老ではないため500年に一度星漿体の人間と融合しないと、人間としてのバランスが狂い、後に天元様が呪術会の敵になってしまう。
それを阻止するために行うというものでした。
しかし、天元様の初期化を快く思わないものがいる。
すなわち星漿体の適合者の命が狙われているため、天元様との融合日までの護衛と当日の抹消を言い渡されたのです。
任務は終盤まで特に大きな問題もなく最終日を迎え、学院まで到着しました。
しかしその時、伏黒とう爾という呪力を全く持たない代わりに圧倒的な身体能力向上フィジカルキットと言いますが、天与呪縛から授かったのでしょう。
そんな彼に五条さんは襲われたのです。
普通だったらありえないことですが、彼が手にしていた特級呪具天逆鉾によって首からしたまで切られる重症をおおいました。
彼は決して五条さんを甘く見ていなかった。
星漿体に懸賞金を着けたり、彼女の世話係を拉致し解放場所にわざわざ沖縄を指定したのも、全て五条さんの体力集中力精神力を削るため。
高専についたという一瞬の油断をついたのです。
五条さんが時間を稼いでる間に、無事天元様の入り口までたどり着いた夏油さんと彼女ですが、呪力一切持っていないのにため結界を意味なさない伏黒氏に追い付かれ彼女は殺されてしまいました。
すぐに応戦した夏油さんも重症をおい二人は初めて任務を失敗したのです。
その後、五条さんはすぐに彼女の遺体を回収したようです。



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