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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第11章 3.新しい居場所



悟「えっ?何がダメなの?絢蘭にはすでにあの狗巻凛と同等、いやそれ以上の呪術師としての才能がある。あ狗巻凛って"万華鏡の姫君"のことね。勿論君抜きとしてね。こんな逸材みつけといてほっとっけって言う方が無理だから。それに2年以上前から呪霊を祓っているみたいだし。君も分かっているだろ?将来この最強の僕を越えるよ?」

有「そんなことあんたに言われなくても俺が一番分かっている。あんたが強いことも。さっきも言ったけど、だったら何でもっと早く助けに来なかったんだ!あんたがもっと早く来ていれば、両親が死ぬ事はなかったし、絢蘭が苦しむこともなかった。呪霊がいるって分かりながら呪術師を寄越さず、絢蘭1人人任せっきりにしたのはどこのどいつらだ!たまたま絢蘭をみつけたからって…。鬼殺隊の人達はとは大違いだ。あの日助けようと来てくれた。その後も捜索を続けてくれた。そして今安全な場所まで連れてきてくれている。」

悟「…。」


彼の言い分は最もだと私も思います。
我々の力が及ばず、この幼い兄弟に多大な苦痛を味あわせてしまった。
我々いや五条さんがもっと早く動きだしていたら…と思ってしまいます。
同時に自分の無力差が嫌になりますが。


有「それに僕にも絢蘭と同じように全てが見える。鬼殺隊にとって最大の敵は鬼舞辻無惨。そして配下の十二鬼月。中でも上弦と呼ばれる鬼は柱3人分の力に筆答するらしいけど、この人達とこいつらなら敵じゃないと思う。そうすると問題は鬼舞辻だけ。それに近くで一緒に戦ってくれる人が少なくとも9人はいる。でもそっちはどう?あんた同じ特級呪術師は3人しかいない。そのうち1人はまともに任務に行かない。そしてもう1人は呪詛師に落ちているよね。あんたの同級生が。今の絢蘭は特級相当の呪力と術式を持っている。ただでさえ、こいつの先祖ですら封じることしか出来なかった両面宿儺がいつ復活してもおかしくない。それに夏油傑だっけ?同級生の呪詛師が狙ってくるのは間違えない。さらに俺がいることであんた達の上の連中が黙ってみているとは思えない。あんたに力があろうと全てから絢蘭を守れる?それに無一郎は術式を持っていないのに、俺の呪力を渡して、呪具使いとして呪術師にするなんて馬鹿げている!」

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