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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第11章 3.新しい居場所



実「そいうわけかァ。胸糞悪ィ。まだこんな年だっ通のに塵屑野郎に狙われてるんなんてよォ。けど、有益な情報ありがとよ。これまで知らなかった事が大部分かったぜェ。だがこいつも、そこの兄貴もおめェも、始まりの剣士とやらが先祖何だろう?それに絢蘭は何かしら呼吸が使える。刃が赤くなったんなら炎の呼吸かも知れねェ。御館様の話だと全集中常中が使える。だったらここでずっと大人しくしてんより、鬼殺隊にはいって自ら塵屑野郎の情報を集めた方がいいんじゃねェかぁ?」


やっぱり強面のお兄さんもこの子達を鬼殺隊とやらに入れるべきと考えているんだね。
気持ちは分かるけど、僕だってこの子を呪術師にすること諦めてないから。


し「そうですね。御館様や有一郎君の話を聞く限り、彼女達が鬼殺の剣士として居てくれることは、戦力面としても大きな力になるでしょう。鬼舞辻のことが心配ですが、奴もそう簡単には出てきません。もし剣士になったとして、成長するまで無一郎君と同任務、そして合同任務は柱と一緒がよろしいかと思います。」

有「俺は鬼殺隊に入隊することは最初は反対だった。絢蘭の力が悪用されないか、こいつらの記憶に悪い影響を与えるんじゃないかって。それに鬼殺隊に入ればきっと大切な奴が増える。そいつらが死んじゃった時、また心がさらに壊れないか心配なのが正直な気持ち。だけど胡蝶さん達や不死川さんと話して、鬼殺隊の柱は信じていいって思ってる。これは俺だけじゃなくて、絢蘭も思っている事。胡蝶さん達含め鬼殺隊は鬼のせいで、辛い思いをしてきた人が多いでしょ。少なくとも絢蘭は、これ以上誰も辛い思いをして欲しくないって思っているよ。絢蘭はほんとに心が優しくて、自分よりいつも人の事を考えている奴だから。無一郎も絢蘭を守るためなら入るはずだよ。こいつも絢蘭が大好きだし、唯一記憶が残っているからね。ただ…」


そう言葉を区切った有一郎から負のオーラが倍増してる。
しかもこっちみてるし。
やっぱり嫌われている?


有「五条さんと七海さんだっけ?」

悟「おや?名前を覚えていてくれたなんて光栄だね。特級過呪術怨霊の有一郎君。」



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