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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第11章 3.新しい居場所



僕が説明するかと思いきや、お姉さんが真剣な表情にかわり、有一郎が話した事をかいつまんで話し出した。

絢蘭ちゃんが頭痛を起こしたと同時に、突然禍々しいオーラを纏ったこと。
そして表れたのは人間ではない、無一郎そっくりの何物かが表れたこと。
そしてそれが彼の双子の兄有一郎と名乗ったこと。
攻撃しても効かなかったこと。
有一郎は彼女のために、彼女は有一郎のために呪いあって怨霊化したこと。
有一郎の呪力と絢蘭ちゃんの力で彼女自身と無一郎を何とか生き伸ばさせたことなど。
大体はあってるかな?


し「……といっても何がなんだか分かりませんよね?そこら辺の詳しいことはそちらのお二人に教えていただきました。」


突如視線が僕たちに向いた。
一応合ってるからグーサイン送ったんだけど、強面のお兄さんに睨まれた。
何で?


し「実際にみて貰った方がいいと思います。有一郎君。聞こえていたと思いますが、もう一度出て来て説明して貰えませんか?」


おお!
マジか!
いやー洞窟のなかでは合えなかったから嬉しいな。
特級過術怨霊有一郎。

お姉さんの声に答えるよう空気がガラッと変わった。


有「絢蘭が意識ないときは出てくるの結構大変なんだけどな。まぁ今回は特別にね。胡蝶さん達にお礼言いたかったし、そこの五条さんだっけ?その人達に話があるし。」

悟「僕の事をして貰えるなんて光栄だな。特急過術怨霊の有一郎君。」

有「まぁ全部聞こえてたし、あんたがなに考えているかもお見通し。俺の呪力を通して絢蘭と同じ力使えるから。残念ながら攻撃は縛りによって出来ないし、そもそも今は寝ちゃってるからね。あんたとの話しは後で。胡蝶さんと冨岡さん約束通り絢蘭達をあそこから救ってくれてありがとう。そこのお兄さん。不死川さんだっけ。1年以上こいつらを探し続けてくれてありがとう。信じられないと思うけど僕は既に命がない者。絢蘭を今度こそ守りきるために呪いになった怨霊だよ。大丈夫。鬼殺隊の人達は今のところ信用しているからないもしないし出来ない。さっきも言ったけど絢蘭自身によっぽどの危険が襲わない限り僕は何も出来ないから。」


こりゃ想像以上だね。
まさか人間の形を保っているなんてビックリ。
来年スカウトする子が持っている子より凄いかも。
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