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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第11章 3.新しい居場所


絢蘭サイド。

しなずがわさん?
一体どんな人だろう?
きれいなお部屋に入ると、悟みたいな白い髪の毛の男の人が座っていた。
ここからでも分かる位鬼にを恨んでいるみたい。
この人も鬼のせいで悲しい思いしたのかな?


し「不死川さん。こんにちは。お待たせてしてすいません。無事彼女達を保護できました。」

実「あ゛ー?胡蝶かァ。いや待ってねぇよ。俺の代わりに行ってくれて助かったァ。冨岡の野郎が行ったってのは気にくわないがしゃあねェ。確かけんらんだったかァ?俺は不死川実弥だァ。悪かったなァあの時、側にいたのに守ってやれなくて。見つけるのにこんな時間くってェ。お前ら2人ともよく頑張ったなァ。もう安心しろ。もう糞な村人は追ってこねェ。安心しろォ」


ねぇねが声をかけたら思ったよりも低い声が帰ってきた。
実弥さんのお顔とか見た時つり目で傷だらけビクッてしちゃった。
鬼への憎しみが強いから怖い人かと思ったら全然違った。
私の目線に合わせて喋ってくれて、優しい声と表情その中に悲しさと後悔の色が見えたの。
謝ってくれて、頑張ったこと褒めてくれて、頭を撫でてくれる優しいお兄ちゃん。
お兄ちゃんの瞳の奥は想像以上に悲しかった。
お父さんから暴力を受けても小さな兄弟をいつも守っていたみたい。
でもお父さんも殺されちゃって。
お母さんは笑顔が素敵な優しい人。
なのに突然鬼され、お兄ちゃんとお兄ちゃんの弟1人以外殺してしまった。
その鬼になったお母さんをお兄ちゃんが殺したみたい。
辛かったよね。
弟に人殺しと呼ばれても、その弟を守るために、自分の血を使いながら危険を顧みず鬼を倒して行ったんだね。
そんなときあるお兄さんから鬼殺隊の存在を教えてもらって、辛い修行を終えて鬼殺隊になりそのお兄さんとより仲良くなったんだね。
だけど、目に壱って書かれた鬼との戦いで勝ったけど、そのお兄さんも死んでしまった。
1人だけが柱になることに悩んでたみたいだけ、御館様の言葉で前を向けたんだ。
私よりも辛い思いをしてるのに、私達をずっと捜してくれたのに謝らないで。
多分真っ赤な顔で感謝を伝えたら。


実「!!。いいんだよォ。当たり前の事をしただけだぁ。それより疲れてるだろ?布団で寝ちまいな。冨岡ァ何つったってんだ。そいつを早く寝かせて治療の準備しねぇか。」


ビックリした顔していたけど優しい。
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