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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第4章 4章 硝子に皹が入り始める


絢蘭サイド


最近私に不思議な力があるんじゃないかと思うんだ。

例えば夢で観たことが現実になったり。

夢の中でゆうが顔を赤くして苦しそうだったんだ。だから起きた時に聞いてみてお母さんが熱を測ったら風邪を引いたみたいだった。

良かった。苦しくなる前に教えてあげられて♪苦しそうなゆう見たくないもん。

他にもね。天気を当てることが出来るみたい!そのお陰でお父さんやお兄ちゃん達が怪我する心配が少し減るんだ。

それとね!ちょっとの怪我なら治せるようにもなったんだ。

こないだむいが包丁で怪我する夢を見て、そしたら本当に怪我しちゃって、止めることが出来なくて悔しくて、

それで試しに指を舐めたら怪我が綺麗になったの!!

良かった。一応むいには内緒にして頼んであるの。

この不思議な力のせいで家族に嫌われたくない。

それに村の人からの嫌がらせから守ってくれる家族に恩返しが出来た気分で嬉しいんだ。

でもやっぱり眼のせいなのかな?悪いことが起こる夢を見ると最後に出てくる男の人と、化け物と話す綺麗な女の人が関係あるの?万華鏡の姫君って何??

うーん。難しくて分から無いや。

それより今日はゆうとむいと近くの花畑で遊ぶんだ。

分かんないことは後回し。

久しぶりに2人と遊べるから楽しみ!もちろん晴れ。

でもちょっとやな予感がするけど大丈夫だよね?


有「絢蘭そろそろ行くぞ!」

無「早く来ないと置いてっちゃうよ!」

『えー!やだよ。待って!!すぐ行く』



いけないいけない。

考え事をしてたら置いてかれる所だった。

私は急いで玄関に向かった。



有「そんなに走ったら転ぶぞ。」

無「今日はいい天気だね。絢蘭の好きな花たくさん咲いてるといいな。」

『うん!早く行こ。』



楽しみな気持ちが先走り一人で行こうとすると、お兄ちゃん達が追いかけてきてくれて


有「こらこら。一人で先行っちゃダメだぞ」

『ごめんなさい。だってゆうとむい2人と遊ぶの久しぶりではしゃいじゃった。』すん

無「僕達も楽しみにしてたんだよ。」

有「だから落ち込むなよ。ただ危ないから1人行くなよ?」

『はーい』

無「うん。じゃあ手出して。」


いつものよう2人は私の手を繋いでくれる。
こうやって手を繋ぐ時が一番幸せなんだ。
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