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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第10章 2.進む先にもう一つの光



無「ありがとう胡蝶さん。おかげでだいぶ楽になったよ。でそこの2人は誰?敵?絢蘭に何かしたら許さないよ。」


胡蝶の「無一郎君は姉さんと呼んでくれないんですね。残念です。」という声が聞こえた気がするが、絢蘭が真っ赤な顔でモジモジしながら喜んでいる姿から目が離せない。
俺の事も…。
いかん。
俺としたことがまたよからぬ想像をするところだった。


悟「えっ!もしかして僕たちの事かな?結構長い時間かけて怪しい者ではないって思って貰えたところなんだけど。仕方ないね今起きたようだし。僕は五条悟、こっちは後輩の七海建人。絢蘭ちゃんが不思議な力で化物退治しているでしょ。僕たちも同じような力を持っていて化物、呪霊っていうんだけど退治しまわっているんだ。ここに来たのは君達を助けて保護するためだよ。」


無一郎はこのヒラヒラした態度に警戒しているようだが、


し「大丈夫ですよ無一郎君。私達も最初は警戒しましたが、彼らが何者かも分かりましたし、七海さんはしっかりした方なので心配要りません。ちゃんと彼らではなく私達が保護しますからね。」

『大丈夫だよむい。さとる目に変なのつけてるけど優しいし、私の力のこと分かりやすく教えてくれたし、呪霊も一瞬で倒しちゃう強い人なんだよ。あ!それでね、指の話の続きなんだけど…、ねぇねたちが来る前にね、ごはん持ってくるおじさんたちが来ていてね…、そのうちの1人が、呪霊に食べられそうになってたから倒してあげたの。でもおじさん達が「バケモノがまたバケモノを呼んだ」っていって逃げちゃったの。その時指が落ちてるの見つけて、同じようにこの中にいれたんだ。でもねぇねたちが来てくれてよかった。ヒック。せっかく助けたのに逃げちゃったから、もうごはんたべれないって。ヒック。思ってたから…。』


なんて奴らだ。
彼奴らの顔を思い出すと虫酸が走る。
絢蘭達を傷付けたこといつか必ず後悔させてやる。
改めれ思い直していると胡蝶が絢蘭に近づいて行き抱き締めていた。



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