万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第10章 2.進む先にもう一つの光
し「あのもしかしなくても本物の呪霊とやらのところに行くのですよね?素人の私が本当に付いていって大丈夫でしょうか?」
悟「大丈夫大丈夫!僕最強だから」
し「不安しかないんですが…。」
『大丈夫。今度は私がお姉ちゃんを守るから!」
だから安心して。
七「胡蝶さんとおっしゃいましたか。不安に思うと思いますが、彼は呪術に関しては間違いなく信頼出来ます。それに彼女も付いていますので、ご安心下さい。」
悟「呪術に関してはってどういうこと!七海!」
七「五条さん早くしないと奴らきますよ。さっきまで気配しか感じ取れなかったのに、私が確実に等級を認識できる範囲まできていますから。」
悟「いーよだ。絢蘭ちゃんとお姉さんに格好いいところ見せつけてくるから。絢蘭ちゃんは僕が抱っこしていってあげるからね。お姉さんもそんな真面目の塊放って置いて行こう。」
し「分かりました。…五条さんって子供みたいですね。」
七「ええ。あの性格さえなければ全て尊敬できる先輩なのですが…。」
さとるに連れられてバケモノじゃなくて、”呪霊”の所に着いた。
悟「さてと。絢蘭ちゃんは見たことあると思うけど、こいつらが人間の負の感情が集まって生まれた呪霊。」
《オマエラウマソウダナ》
《ナニインテンダ。コイツラハ オレノエモノダ》
し「じゅ、呪霊って話せるのですか?」
悟「オマエラちょっと黙ってろ。うん話せるよ。こいつらは1級だな。2級でも話す奴いるけど何言っているか大抵分からない。でも準1から特級に値する呪霊は知能も発達しているんだ。でここでさっきの応用ね。呪力だけと術式の違いを見せるから2人ともちょっと離れていてね。っていても僕の場合こいつだったら呪力だけでも祓えちゃうから手加減するけど。行くよ?」
ドオン
呪霊が呪力だけで、奥までふっとんだ。
さとるすごいよ!
悟「呪力だけ放っても大抵の呪霊は祓えないんだ。だから術式を上乗せして祓う。」
《イッテェナァ》
悟「術式反転 赫」
ドオォォン バラ バラ
し「!!」
悟「呪術師と同等の等級なら術式一発で祓える。ただ使う分呪力が減るのが難点。まあ僕の場合脳内で常に呪力を生み出す術式を使ってるから問題ないけど。それで違いは分かってくれた?」