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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第10章 2.進む先にもう一つの光


義勇サイド

何故俺はまだここにいるのだろうか?
本来なら既に御館様の命を完了しているはずだ。
なのによく分からない術を使う怪しげ2人組によって中断中だ。
さらに目隠しの男が、保護対象の1人絢蘭と胡蝶を連れどこかへ行ってしまった。
あんなに可愛らしく綺麗な絢蘭をあのような奴に連れていかれて大丈夫なのか。
だが、絢蘭はあの男に懐いていた様に見える。
引き離すのは可愛そうか?
第一あ奴らが来なければ、俺は絢蘭と親交を深めら…。
俺は今何を考えていた?

んん。
今ここにいるのは、俺と眠っているもう1人の保護対象の時透無一郎、そして色つき眼鏡の男だ。


無「スースー。」

七「………。」

義「………。」


気まずい空気が流れていると流石に俺でも分かる。
だが俺は人と話すことが得意ではない。
どうしたものか。




10分程たち胡蝶達がようやく戻ってきた。


悟「お疲れサマンサー!七海問題は起きてなさそうだね。」


あの発言が幼稚な男がまた絢蘭を抱え、若干の興奮状態で後輩とやらに話しかけている。


七「ええ。こちらは特に異常はありません。それで彼女の実力はどうでしたか?」

悟「聞いてビックリだよ!無下限以外の僕の術式出来るんだよ。威力もバッチリ。しかも絢蘭の領域展開 万華鏡の乱反射は凄い威力。スピードもだけど一度当たったら殺られるまで止まらないエグさ。最高だよ。」

七「!!五条さんの術式を!?そんなことがあり得るだなんて。しかもこの年で領域展開を使いこなせるなんて信じられません。」

悟「僕もいまだに信じられいよ!でも反転術式も使えるみたいだし、治癒の力は調べないと分からないけど、きっと無下限も使いこなせるはず。そうなれば最強が2人いや、僕より凄い呪術師になるよ絶対。」


何やら訳の分からない話で興奮している。
絢蘭が唖然としているではないか。
可愛そうになり近寄ろうとしたらまた目隠し男に邪魔をされた。

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