万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第10章 2.進む先にもう一つの光
しのぶサイド
悟「ちょっと待ってくれるかい?お姉さん達。」
絢蘭ちゃん達をここから連れ出そうとした時、突如声がして驚きました。
1人は高身長で白髪。
不死川さんと同じ髪色でかみがたも少し似ています。
それと何故か黒い手拭い?のような物で目を覆っています。
もう1人は同じく高身長で金髪、この人は色の着いた眼鏡をかけています。
外国の方でしょうか?
怪しすぎます。
またこの子達を狙った不届き者でしょうか?
し「貴方達は何者ですか?この子達が狙いなら捕らえさせていただきますよ!あと冨岡いくらなんでも抜刀隊律違反になりますよ。」
悟「ストップストップ!お姉さんそんなに警戒しないで。僕達は怪しい者ではないよ。呪霊いや悪い幽霊を退治するゴーストバスターズさ」シャキーン
し「………。」
義「………。」
『………。』
七「……はぁ。」
この人は何を言っているのでしょうか?
額の血管が破裂しそうなんですが。
七「五条さんいい加減にしてください。貴方だけならともかく、私の印象まで最悪にしないで下さい。」
悟「えー今のでつかみバッチリ!大ウケのはずだったんだけど。」
七「はぁ…。貴方は少し黙っていてください。先程は大変失礼致しました。この人が言った事はどうか忘れ下さい。」
し「はぁ。」
この人は隣の人と違うようですね。
七「まず自己紹介を。私は七海建人と申します。先程の会話を聞かせていただいたのですが、彼女の呪い有一郎君と言いましたか?彼から少し話題に出ていた、呪霊を専門に祓い人々への被害を減らしている呪術師の1人です。呪術協会登録されていますので確認していただいても結構です。呪霊とは一般的な幽霊とは違い、人の負の感情が集まり実体化したものです。知能が高く術のレベルで階級に分けています。下は4級から上は特級というように。また我々呪術師も討伐数や術式のレベル等で階級に分かれています。ちなみに私は1級です。」
し「なるほど」
七「ちなみにこの方も同じく呪術師の五条悟。私の先輩です。この方は全国に3人しかいない特級の1人で、こう見えて呪術師最強と呼ばれています。」
悟「ちょっと七海こー見えてってどういうこと。」
七「そういうところです。お願いですからもう少し黙っていてください。」
なんだか漫才を見ているようですね。