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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第10章 2.進む先にもう一つの光



しかもさっき始まりの呼吸の子孫とか言ってなかったっけ?
しかも無一郎も
しかもしかも鬼殺隊でも狗巻凛が活躍していたなんて、いくら僕でも初耳だよ!
鬼殺隊でも"万華鏡の姫君"って呼ばれていたらしいし。
そりゃ鬼殺隊のお偉いさんはお姫様達を何としても保護したい訳だ。
どーしよ…。
かなり厄介担ってきた。
さらに、鬼の始祖に狙われていると。
御先祖と揃ってオモテニなられますねお姫様。
って今そんなことより、絢蘭ちゃん達が記憶を無くした訳を整理しているんだった。

有一郎の死を覚悟したとき、有一郎はどんな姿になっても愛しい絢蘭ちゃんの近くで守り抜く、絢蘭ちゃんは例えどんな姿でも失いたくない、ずっとそばでにいて欲しい。
そんな2人の思いやる愛が、有一郎を呪い化し絢蘭ちゃんの中で普段は眠っているという訳ね。
愛ほど歪んだ呪いはないからね。
そりゃ凄い訳だよ。
その愛という名の呪いを繋いでいる逃れ桃の花のペンダントね。
それでコントロールしていると。

で無一郎は兄が鬼に瀕死にされ、その鬼にバカにされた事への強い怒りに、一日中鬼と戦った興奮状態、そして目の前で最愛の兄がいなくなる絶望感で混乱し、絢蘭ちゃん以外の記憶がなく、現在の出来事を次の日には忘れてしまうと。
お姫様の方は、また大切な家族を守れなかった悔しさ、家族を失う悲しみ、そして鬼の始祖から感じた絶望感。
それでこんな思いをしたくないと考えたのが記憶の削除。2人の兄以外の人物を記憶から消し、心が成長すると思い出す可能性があるから、一番幸せだった7歳まで戻し止めたと。

無一郎は仕方がないとして、お姫様は凄いな。
自分の記憶を消すなんて僕にもできないよ!
でも兄達の記憶だけ残すとは、2人は家族以上に大切な存在なんだろう。
青春だね。
さてとソロソロ行こうかな。


悟「さて七海。大体の事情は分かったし、当初の予定より手がかかりそうだけどお姫様を助けに行こうか。」

七「…分かりました。五条さん。念のために忠告しておきますが、無謀かつむちゃくちゃな言動行動は辞めてください。」

悟「それぐらい分かってるよ!七海。僕を誰だと思ってるんだい?」



























”いや、貴方だから心配なんですよ”と心の中で思いまたため息吐く七海であった。

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