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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第10章 2.進む先にもう一つの光



有一郎から聞いた話は僕にとっても衝撃だった。
5歳の時には人を治癒できたり。
話によると7歳の時に力が完全に開花したようだ。
僕もその頃には力を操れたけど、何にも知らない彼女がと思うと、飛んでもないね。
それに祓う事より浄化させて事にも驚きだよ!
呪霊を祓うのは対等の等級が相手が基本だから術式2,3発当てれば簡単に祓えるけど(ちなみに僕は1発)、浄化させるとなる根本的に違う。
まず呪霊に取り込まれている負の感情を全て正の感情に変えないといけない。
中には条件達しないとダメな奴もいる。
そしてその魂が要るべき天へと送るのが浄化。
結構な呪力使うのに、ポンポンと多くの呪霊を浄化したって?
しかも等級関係なく。
あり得ない。
だってその時有一郎は生きてたんだよ?
っていう事はお姫様は有一郎がいなくても、ものすごい呪力の持ち主。
あるいは、僕みたいに反転術式で永遠に呪力を作り続けているのか?
益々興味持っちゃった!
で父親が怪我したときに準1の呪霊を祓う。
両親が無くなった事により結界が少し緩み、特級呪霊が村に入り込む様になったけど、当の本人は強くなる修行だと言ってバンバン祓っていったと。
ハハハウケる。
最高だよ絢蘭ちゃん。
もうイカれているから学長の面接は問題ないな。
そして鬼殺隊のお偉いさんが3人を引き取ろうとしたのか。
その時は有一郎が反対したようだけど、今回もそのお偉いさんの命令で、お兄さん達がきた感じかな。
ちょっと厄介だな。
んとそれでその件が原因で兄弟喧嘩して2人は家を飛び出し、その直後有一郎が鬼襲われ、それを関知したお姫様はすぐに家に戻ろうとした。
だけど運悪く変な指を飲み込んでいた呪霊と対峙し時間をとられたと。
…。
ん?待って?変な指ってまさか宿儺の指じゃないよね?
でもここまで強い絢蘭ちゃんが時間をとられたって事と、何故か洞窟内小さく張られている結界から考えるに、100%宿儺の指じゃん!
でも偉いねちゃんと指に封印の結界張るなんて。
話を戻して、家に着いたとき既に有一郎は虫の息。
だけど結界と治癒の力で延命をしたと。
そこに元下弦参?っていう鬼が来て、お姫様が呪術と呼吸を使って戦闘不能にさせたと。
…。
ちょっと待って?
絢蘭ちゃん鬼殺隊が使っている妙な技も使えるの?
なんて子だ。
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