万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第10章 2.進む先にもう一つの光
悟サイド
やっぱり僕って天才じゃない!?
あの"万華鏡の姫君"の力を継ぐ者がいたとか当てちゃうし。
って言うよりも、絢蘭ちゃんは先祖帰りに近いと思うんだよなぁ。
たぶん狗巻凛より凄い呪術師になる気がするんだ。
あんなここからでも感じる凄い怨霊の有一郎を完全に操っているようだし。
彼は間違いなく特級に分類される。
僕より強いんじゃい?絢蘭ちゃん。
といっても僕の勘だけど、僕の勘よく当たるしね。
絶対高専に連れて行きたいけど、問題があるな。
上の爺達は例え怨霊付きだとしても、"万華鏡の姫君"の子孫って知ったら目の色変えて逆に超ウザそうだけど。
一番の問題は本人が記憶を失ってるってことなんだよな。
僕こういうデリケートなの苦手だし、砂子に激怒される毎日が想像できるよ。
後は無一郎をどうすべきか…。
まぁ何とかなるでしょ!
七「妙な企み考えていませんよね?それよりこれからどうしますか?」
何で七海はすぐ分かるのかな?
でも妙な企みじゃないし。
どっちかっつうと僕達のためだと思うよ?
悟「絢蘭ちゃんと無一郎を高専で保護して呪術師として育てるよ!七海は一般的な教養をお願いね。そこら辺は僕より適任でしょ!でもその前にもうちょい有一郎の話を聞きたい。何故2人が記憶失ってるか気になるし。」
七「勝手に決めないで下さい。高専に連れていく事は賛成しますが、何故私が彼女らを教育しなくてはならないんですか。第一、彼には呪力がないのでは?それに鬼殺隊でしたっけ?彼等はどうするのですか?私達より先にここにいるという事は、彼らも絢蘭さん達に用があるようしか思えませんが。」
悟「そこは頼むよ七海。お前が一番まともな大人なんだからさ?そうだね。恐らくお兄さん達も考えてる事は僕達と一緒だと思うよ。まあそこはお姫様の能力見せて、こっちで保護するのが一番って見せつければいいよ!ちょうどいい呪霊も近くまで来てるみたいだしね!僕も彼女の能力直接見たいし!」
七「そんな上手く行くとは到底思えませんが、貴方は言い出したら聞きませんし。いざとなったら私が説得を試みて見ます。鬼殺隊より天元様の結界が張られている高専方が安全でしょうし。」
悟「流石七海。お前が今日一緒に来てくれてよかったよ。」
さてとこっちの段取りは決まった。
そろそろかな?