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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第10章 2.進む先にもう一つの光



悟「なるほどね。」


私が混乱しているのに貴方はもう理解したのですか?
五条さんの頭の回転の早さに目眩を起こしそうな時、怨霊が自分の事を説明し始めました。


有「俺は呪いだよ。簡単に言うと幽霊に戦闘能力が加わった感じかな。普通の呪いとは人の負の感情が集まり実体化したもの。それを呪霊と言うんだ。お姉さん達が鬼を倒すためにいるように、呪いを祓う専門の人達もいる。後で専門の人達が来るから詳しく聞いてみて。
で俺の場合は死ぬ時に絢蘭と呪い合った特別な呪霊なんだ。野良の呪麗は人を襲うけど、俺は絢蘭のためだけに存在する。コイツを今度こそ独りにしないために。普段は絢蘭の中にいるけど、呼ばれれば出てくるし、さっきみたいな時、落ち着けるために出てくる。勿論命を狙う奴には容赦しない。俺こう見えて結構強いよ。絢蘭の力お陰なんだけど、鬼殺の世界で言う上弦だっけ?のなかでも上位に立つぐらい。ただ今は、絢蘭が衰弱しているし、無一郎も合わせて記憶を亡くしているんだ。無一郎に関しては兄がいたということ事態記憶にない。絢蘭もあの日の事は少ししか覚えてないみたい。俺達兄弟以外の家族や出来事も忘れている。さらに自分がこれ以上傷つかないために心の成長を7歳で無理やり止めている。」


五条さんの言う通りだったようです。
死して互いを必要とする絆が実現したようです。
感心しているのに彼は…


悟「おや?どうやら僕達がいることがバレてる。やるなぁ!で万華鏡の姫君以上の力を持つのが絢蘭ちゃんで、彼女の呪いが有一郎君と。一体どれだけ美人ちゃんなんだろう!」

七「何を感心しているんですか!?それより鬼殺とは何かご存知なんでしょう。教えて下さい。そもそも鬼が実在するのですか?」

悟「七海珍しく熱くなってるね。僕も聞いた話だから、鬼にはあったことないけど。田舎を中心に夜出没し、人間を襲い血や肉を食らうこと強くなるらしい。鬼にも呪霊の様に階級があるらしい。その鬼退治をしている組織が鬼殺隊。呪術師と結構似ていて階級があったり、専用の刀で特別な呼吸法で退治しているらしいよ。さっき万華鏡の姫君が何かの化物の始祖にも言い寄られてたって言ったじゃん。思い出したんだけど、鬼の始祖からも求婚されてたみたい。モテモテだねぇ。」


はぁ…
全くこの人は
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