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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第10章 2.進む先にもう一つの光


七海サイド

特級呪霊のあとに感じた呪力も驚きですが、その呪力が怨霊から出ていることに冷や汗が出てきます。
五条さんはなんやら楽しそうですが、少なくても5名の人の気配がします。
状況が整理しきれていないのでとにかく無事を確認次第救出しなくては。

フルスピードで気配の方に向かうと洞窟の方から2人の人が出てくるのを確認しました。


七「五条さん。あの2人のうちの1人呪霊にやられていますね。どうしますか。」

悟「そうだね。でも軽症ぽいし、きっとお姫様が祓ったんだろうね。底無しの呪力の怨霊を媒体に。そっちの方が優先だからこのまま洞窟に向かう。」


五条さん。
貴方ならそういうと思いましたが、一応確認しましたが無駄でしたね。
そうですね。
今は中にいる人達の安否確認が最優先。

しばらく洞窟を走っていると3人程の声が聞こえ、一旦立ち止まることに。


「アハハハ。お姉さん達そんな刀じゃ俺に切り傷1つつけられないよ。だって俺は…」


どうやら、怨霊と刀を持った2人組が戦っているようです。
一般人の刀何かでは敵う分けない!
早く救出に行かなければ。
しかしこの呪力量に私が敵うのか?
五条さんならきっと大丈夫だ。


七「行きましょう。五条さん。バックアップします。」

悟「ちょっと待って七海。少し様子を見よう。あの怨霊普通とは違うみたいだ。しっかり言語が聞き取れる。恐らく人型をしているはずだ。つまり、術者と怨霊が互いに呪い合うほどの愛ってこと。」


そんなことがあり得るのか。
人の魂が怨霊になり呪い化するには普通どちらかの強い執念で呪いになる。
勿論人型の怨霊になるなんてあり得ない。
さらにいくら相手の呪いだとしても、言うことを聞かず暴走する。
五条さんもそれは分かっているはずなのに。
やはりこの人は最強であるが分からない。


義「水の呼吸 肆の型打ち潮」

有「フフフ。だから行ったじゃん。お兄さんせっかちだな。俺は鬼ではないし、勿論人間でもない。元は人間で、時透有一郎。無一郎の双子の兄です。それとお兄さん達には何もしないよ。絢蘭に変な真似さえしなければね。」


どうやら五条さんの言うお姫様の名は時透絢蘭と言うらしい。
そして怨霊の名は有一郎。
兄が妹の怨霊になったようだ。
しかし彼に仕掛けていった青年が言っていた呼吸とは?
鬼が実在するのか?
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