万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第10章 2.進む先にもう一つの光
悟「そして封印直後、宿儺の両手足の指20本を全国バラバラに封印。そして彼女は遺言として狗巻家の縮小と、今後一切二百年に一度彼女と近い女児が産まれたら始末すること。そして狗巻家の今後と宿儺の指の封印の管理を五条家が担うことになったらしい。といっても狗巻家衰退し、今狗巻と名乗るは再来年入学してくる子だけ。彼らも知っているかは危ういところだけど。宿儺の指は知っての通りいつの間にか呪術高専で管理するようになったけど。ただ凛全く同じ見た目の女児を誕生させ力が宿った時、宿儺の封印は解かれると言われている。だから可哀そうなことに、目が黒くても女児は始末し続けられているはず。」
七「確かに宿儺の復活は危険ですが、ただ生まれた女児躊躇いなく殺すなんて人知を越えています。ん?確かこの村にかかっていた結界は狗巻凛しか使えないのですよね?ならどうして…」
さすがに七海だね。
悟「七海も気づいた。生きているんだ狗巻家の血を継いだお姫様が。しかも限りなく狗巻凛に同等かそれ以上の力を持っているはずなんだ。僕もさっきそれに気づいてね。段々楽しくなってきたんだ。ぜぇったい見つけ出して見せるよ」
どんな美女でどんな術式を使えるかワクワクが止まらない!
七「落ち着いて下さい五条さん。生きていることは喜ばしいですが、宿儺はどうするつもりですか?」
せっかく楽しくなってきたのに、七海は真面目すぎるんだから!
悟「大丈夫だよ七海。あの結界が張られてから2年以上経つけど、宿儺が復活したって聞いた?聞いてないよね?それに指も今のところ20本全て無事。例え復活しても僕がいるから大丈夫だよ。だって僕最強だから。」
七「はぁ…。貴方という人は。確かに宿儺は復活していませんが、あの結界を張った人物を探しだし高専で保護監視のもと対策を考えなくてはなりません。」
悟「もー!七海は真面目すぎ。せっかく僕より強い人に…」
2「!!」
七「五条さん。今確かに呪霊しかも特級の中でもレベルの高い気配が一瞬しましたよね。」
悟「そうだね。そのレベルを一瞬で祓ったことにもサプライズだけど、どうやら僕達が探しているお姫様はとんだ呪いを持っているようだね。急ごうか七海。」
七「急ぎましょう。僅かですが人の気配も数名ありますし。」
おいおいこの気配は底無しの呪力だぞ!
どこまで楽しませてくれんだ。