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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第9章 新章 1.暗黒に輝く2つの光


絢蘭サイド。




此処は何処だろう?





何でこんなに真っ暗なの?





ひょっとして夢の中?





背後に気配を感じる。




………ゆう。




そっか…。





私また大切な人を守れなかったんだ…。





むいは大丈夫かな?





あと…






………。







………。








………。







誰がいたか思い出せない。






そもそも何でゆうは死んじゃうようなことになったの?






意識を失う寸前誰かに話掛けられた気が…







痛ッ!






その人思い出そうとすると頭が痛くなった。







思い出すことを拒んでるのかな?






また悲しくなるなら思い出せなくていい。







・・・・・・・
ゆうもずっと側に居てくれる。









むいもきっと無事。








2人が居てくれれば他に何もいらない。








一生離さない。








何歳の誕生日だったかな?








ゆうとむいとあと誰か分からないけど4人が祝ってくれて楽しかったなぁ。








あの後からから何か変わったような気がする。








思い出せないけど。








多分悲しくて、辛い思いをしたような気がする。







思い出そうとすると、今度は胸が苦しい。








だったらそんな想いを感じなくなればいいや。









楽しかったあの時まま心が止まればいい。








そしたらゆうとの約束でもある笑顔でいられる。







でも何でそんな約束したのかも覚えていない。







でもいいの。








ゆうとむいと笑ってられれば何もいらない。








別に記憶なんか無くてもいい。

































意識が戻りそう…。























そんな中、私は記憶を思い出すことを自ら拒み、心の成長を家族みんなで祝ってもらった、7歳の時まで遡ってそれ以上の成長を無理やり止めた。


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