• テキストサイズ

万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第6章 6章 砕けた硝子の意味



し「本来なら不死川さんの怪我の状態から、最低でも三日はここで入院して欲しいんですが…。御館様をお待たせするわけにはいけませんので。但し、処方した塗り薬を定期的に塗り、包帯を交換して下さい。飲み薬も食後にしっかり飲むようお願いしますね。それと絶対安静だという事をお忘れなく。三日後再度蝶屋敷へ入らしてください。怪我の経過を見させていただきますので。」


何時もよりはだいぶ少ない小…説明を受ける。

胡蝶は基本的に自分で付けた傷をほおっておく俺に、そうは出来ない状態に擦るため、釘を指してきた。

このまま放置して、蝶屋敷に来れば永遠と説教をくらう未来が見える…。


実「あ゛あ…。分かったからァ!…世話になったなァ。」


胡蝶に礼を言って、本部に向かう。



そして本部にたどり着き、いつもの庭で待機している、

まもなく


子「御館様の御成です。」


ひなき様とにちか様に連れられ御館様が姿を現した。


御「お早う実弥。今日も挨拶はいいよ。今回の任務お疲れ様だったね。無事な姿が見られて嬉しく思うよ。」


御館様は常に、御自身に体調より俺達の事を気遣って下さる。


実「有り難きお言葉と配慮に御礼申し上げます。ですが、俺はもう大丈夫ですので先での任務の詳細報告をさせて頂きたく思います。」

御「分かった。本来なら身も心ももう少し休ませてからでもいいのだけど。実弥が大丈夫なら報告を聞かせてもらおうか。お願い出来るかい?」

実「御意」


俺は出来るだけ細かく御館様に伝えた。

村に着いた時には既に多くの村人及び隊士が犠牲なった事。

御館様の予感通りに、到着前に突然障子が現れ、そこから大量の鬼が現れたと鴉から報告が合った事。

出来る限り隊士には負担をかけず、鬼を討伐した事。

下弦ノ鬼が二体、元十二鬼月が三体現れた事。

途中子供達の安否確認のために家に向かったが、双子の兄と妹の姿しかなく、妹は気を失っていただけだが、兄は既に虫の息であった事。

鴉から応援要請のため一旦家から離れ、宇随が到着後に再び家に行くと、手当てと警備に着かせていた隠が倒れていた事。

そして、妹覗かれ存在を妬んでいた村人三人に、隠が襲われ生き残った弟と妹が連れ去られた事。

俺や鎹鴉が村中隈無く捜索したが、見つけることが出来なかった事。

何より家に、鬼舞辻がいた痕跡があった事を。
/ 440ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp