万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第6章 6章 砕けた硝子の意味
肆「柱か!クソッお前の稀血の匂いさえなけれ…」
バシュッ
実「うるせェなァ。目障り何だよこの塵屑。お前が俺に勝つなんて有り得ねェんだよォ。」
鬼の戯言聞き終わる前に顔を細斬りにし強制的に黙らす。
塵屑どもの言葉なんて聞いてやる気は更々無いからな。
実「お前らまだ動けそうな奴らは今のうちに手当てして回復しろ。その間この塵屑どもらは俺が相手してやる。刀も握れねぇ奴らは、手当てした後蝶屋敷へ行けェ。戦いの邪魔だァ。塵屑どものエサになりたくなければ一ヶ所に固まって、隠しの到着を待ってろォ。俺がいるからっていって一瞬でも気ィ緩めんなァ。宇随も合流するがまだ時間がかかる。最低限自分の身は自分で守れェ!」
隊「はい!」
すぐに隊士が固まっている場に移動し、柱として指示を出す。
いつも以上に機嫌が悪い俺にびびっているようだが、いつもの事だからほおっておく。
そして隊士達から離れ、雑魚ども血で誘き寄せ一気に頸を落としていく。
どれぐらい斬ったか分からない。
だが俺が来た当初よりはかなり減っているはずだ。
これだけなら他の隊士たちでも大丈夫だろ。
実「お前らぁ。俺は村の外れに行く。塵屑どもだいぶ殲滅したが気は抜くんじゃねぇぞォ!何かあったら鴉を飛ばせェ」
そういい残し、ようやく御館様の命を果たすため、息を整え隠を連れて外れにある三人の家へ向かう。
実「クソッ!間に合わなかったか?」
目的地の家が見えたところで再び匂う血の匂い。
しかし人間だけではなく、鬼の血に匂いもすることに不信感を持ち、足早に家の中に入る。
中には三人いるはずだと聞いていたが、男と女の子どもが一人ずつ。
そして無残な姿になった鬼…。