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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第6章 6章 砕けた硝子の意味



さすがに鬼も感じ取ったのか、先まで喜びに満ちた表情から焦りが見え始め、額に汗をかき始めているようだ。


参「はい…。私は三日程前にこの村を見つけ、再び無惨様のお役に立てるよう、人間を出きる限り殺し喰っておりました。しかしこの村に人間は年寄りが多く、思った様に力を増幅することに苦戦しておりました。」

鬼「…。」


鬼舞辻無惨は何も反応せず、目線だけで"続けろ"といっているような気がした。

私は、村の人が襲われた話を、再び強制的に聞かされる羽目になりまた吐き気がしてくる。


参「その時こちら側に人間の餓鬼三人だけでいると知り、早速向かったところ、そこの女の餓鬼から特別な稀地の匂いがし、この餓鬼を喰らえばおよそ千人以上の人間の血肉を喰った事により、無惨様のためにより一層鬼狩りどもを殺すことが可能と思い立った次第です。」

鬼「…。なるほど。確かによい匂いがすると思ったら、お前は稀地でもあったのか。桃匂いだな。更に気に入った。」


また私の方を向く鬼舞辻無惨。

やっぱり私を食べるきなの?


鬼「お前は姫…この娘を喰って本当に役に立つのか?どうせ私の血が欲しいだけだろ。」

参「!!ッ必ずお役に立ちます。」

鬼「では、その無様な姿はどう説明する?」

参「そ…それは…。!今あなた様の血を戴ければ必ずやその娘を喰らい無惨様の…」


バシュッ


『!!ッ』


鬼が何か言いかけようとした瞬間、鬼の顔が真っ二つにり血飛沫があがった。

鬼同士でなにやってるの?

見方同士じゃないの?

目の前の光景に混乱が増えるばかりだ。


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