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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第6章 6章 砕けた硝子の意味



御「そうだね。実弥の言う通り簡単な血気術を使う程度の鬼なら、今の絢蘭の力があれば追い払えるだろう。だけど今年しかもつい最近、三人の両親が立て続けに亡くなってしまったんだ。何故それを機に、今までその村を襲わなかった鬼どもがどんどん襲うようになったんだ。詳しくは分からないけど、恐らく絢蘭の力が関係しているのだろう。私は親を失った上、鬼が攻め行っている事が心配でね、彼ら際良ければ私が引き取ろうと思い、あまねに使いを行かせるのと同時に村の状態を見てきてもらったんだ。鬼が出てから隊士達(こどもたち)を送ってるんだが、なかなか減らなくてね。そうしたらやはり三人の家周辺だけが鬼の被害に全くあっていなかったんだ。被害に合う前に私の元へ来てもらいたかったんだが、有一郎がいい印象をもってくれてないみたいでね。今日の朝にも行ってもらったんだがまだ時間がかかるようなんだ。だが、夕方にどうにも嫌な予感がして、鴉達に村に行ってもらったんだ。それで先程報告があって、有一郎が鬼により怪我をおい、その鬼を無一郎が応戦している。絢蘭は有一郎の治療に当たっているようだが…。」


御館様の表情が重たくなる。

間に合わないかもしれない。

だが


実「鬼は他にもいるのでしょうか?現在いる隊士達だけでは討伐するのは不可能と言うことでしょうか?」

雑魚鬼程度なら何体いようが隊士達で十分のはずだ。

実美が呼ばれたということは、十二鬼月が現れるからであろう。


御「そこに元十二鬼月の下弦の参が現れと聞いている。すぐに応援の隊士も向かわせているよ。だけど、私の嫌な予感は元十二鬼月が現れたことじゃないんだ。この混乱に乗じて少なくても上弦の高い数字の鬼、若しくは鬼舞辻が現れ絢蘭が拐われてしまう気がするんだ。有一郎と無一郎は殺される可能性が高い。そこで危険な願いだが、実弥に三人を特に絢蘭拐われぬ前に村へ向かって欲しいんだ。彼女達を失うことは鬼殺隊とって大きな損害なる。お願いできるかな。状況は随時私の鴉が伝える。状況によっては他の柱達にも向かってもらう。」


無惨自信が出てくるとは信じがたいが、御館様の予感はほとんど当たる。

何より最低でも上弦を倒せれば鬼殺隊にとって大きな兆しになる。


実「御意。三人を救いだすことを前提に鬼どもを殲滅して参ります。」

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