第8章 * 愛おしい君
「結、ベッド行こう……」
キスで溶けた顔で結がコクリと頷く。
我慢出来なくて、キスしたまま結を抱き上げてベッドに下ろすと、結のワンピースのファスナーを一気に下ろし脱がす。乱暴に自分の服も脱ぎ捨て、覆いかぶさりながら結の足の間に体を捻じ込むと、もう固く反り返った自身を結の秘部に下着越しに擦り付けた。
こんなに余裕がないのは、10代の頃以来かもしれない。でも衝動を抑えることができなかった。早く一つになりたくて、キスしながら結の熱くなった体をまさぐる。
「っ、ん、んぅっ、……」
ブラジャーを無理矢理押し上げ胸先を舌でなぶりながら、追い詰めるようにぷっくりと主張し始めたクリトリスをコロコロと捏ね回すと、結の声が高くなった。
「あっ!あ、や、あぁっ……」
下着のクロッチ部分をずらし直接触れたそこはいつもよりも濡れていて、結も興奮しているんだと思うと余計愛おしくなった。
「結、もう挿れたい……」
意味をなさなくなった下着を取りはらい、割れ目に直接自身を擦り付けながら耳元で囁くと、「あ、んんっ!」と結が可愛く喘ぎながら腰を揺らす。
「カカシ、わたしも早く、欲しい……」
真っ赤な顔で眉根を寄せた結の欲情した表情はひどく煽情的で、オレの半身が痛いほど反り返り蜜をこぼした。
「今日、すぐイッちゃうかも……」
オレは苦笑すると素早くゴムをつけ、ヌルヌルと擦り付け結の愛液を絡ませた自身の先端を、そのまま体重をかけクプリとめり込ませた。
「っあぁ……」
「……っ」
慣らしていない中はいつもより少しきつくて、でも熱く濡れて絡みついてきて、強い快感に、オレはすぐにでも吐精してしまいそうだった。
「結、痛くない?」
目を瞑りしがみ付く結の頬を撫でると、ゆっくりと目を開いた結が、潤みきった瞳でオレを見上げた。
「カカシの、気持ち、い。もっと奥まで、ちょうだい……」
そんなこと言われて理性を保てるわけもなく、オレは結の片足をグッと掴むと、オレの肩に乗せ、グチュっと一気に最奥を貫いた。
「あ、あぁっ……!!」