第5章 ＊ 光の中のプロポーズ

「っ、あっ…あぁ……、はぁ……」

甘い空気に包まれてた部屋に、結のあられもない声と、オレの荒くなった吐息が混ざりまう。

うつ伏せで高く上げた腰を揺らす結のかっこうはひどく煽情的で、穿くたびにしなる白い背中に唇を幾度も落とした。
何度も達して敏感になった結は、それだけで中のオレを熱く締め上げた。
背中越しに揺れている柔らかな胸に手を伸ばし、硬くなった先をクリクリと弄ぶと、結の中がさらにキツく締まる。

愛しくて、おかしくなりそう……

「結……」

名前を呼んで覆いかぶさり口付ける。
その間も、気持ちよくて腰を止めることはできない。

「んっ、はぁ……っ、ん、んっ…」

オレの動きに合わせて漏れる結の喘ぎに、征服欲がひどく満たされていく。
果てが近いのか、結の中が震え始める。
オレは唇を離すと結の腰を掴み、結のイイところ目掛けて腰を深く打ち付けた。

「あっ、あっ、あぁっっ、カカシ…ーーー」

ギュゥぅっと中を締め付け、オレの名を呼びながら結がイク。

乱れる結をもっと見ていたいーーー

その思いだけで、吐精を促すような圧迫感にどうにか耐える。
まだ肩で息をしている結から一度抜き仰向けにすると、もう一度中に挿入した。

「あっ待っ、て、カカシ、やぁ……」

まだ波打つ中に再び入ってきた刺激に、結の腰が逃げる。
その腰を捕まえて、己の猛ったモノをねじ込む。
結の中は言葉とは裏腹にオレを誘い込むようにうねっていて、オレは思わず熱い吐息をこぼした。

「はぁ、んっ……、待ってって、言ってるのに……」

涙目で文句を言う可愛い恋人に、オレは吸い寄せられるようにキスをする。

「ゴメン、結の中、気持ち良すぎて我慢できない」

コツン、と奥を突くと、「あんっ…」と結から可愛い声が漏れる。

「結の顔見てしたい……」

ゆるゆる腰を動かすと、結が返事の代わりに、期待と欲情が入り混じった女の表情で、ぎゅっとオレに抱きついた。