第1章 普段をお見せします
ふぅ、とりあえず起こすことはできたな
次の問題は…
『コラー!!テレビ見ながらボーッとしない
手を動かして朝ごはん食べて』
月曜日は、前日の9時ぐらいに寝るから普通なのに
火曜日から金曜日の朝は、ボケっと2人ともしてる
亮太は休みだけど、
亮葉は保育園に行かなきゃ行けない
『サッサと食べないとテレビ消すかんね』
「「はぃ」」
『返事』
「「はい!!」」
亮太に関しては、白ご飯は食べてるのに
お弁当の残りのほうれん草食べてなかった
まぁ手動き出したし
これで何とか大丈夫そうかな
『亮太、今日さ亮葉のお迎え頼んでも良き?』
「いいよ」
「ママじゃないの?」
『パパじゃだめ?』
「ママが良かった 」
ヤバい、亮太が拗ね出す
「パパ泣いちゃうぞ」
これは、拗ねモードに入ったな
「パパ泣いちゃダメだよ」
おー亮葉なんとか空気読んだ
『ママ、今日お仕事だからごめんね』
「いいよ、その代わり朝は一緒に行こうね」
『いいよ』
本当は、亮太に頼もうと思ってたけど
こんな可愛い顔で頼まれたら断れないよ
そういえば、亮太のお昼ご飯作っとくの忘れてた
『亮太ごめん作るの忘れてたから、
お昼ラーメン食べてくれる?』
「分かった」
この声のトーン拗ねモード全開だ
『拗ねないでよ』
「だって、千菜は俺のなのに」
『ど、どうも///』
「照れるなよ」←照れ顔見れてご満悦
『照れてないもん』
「照れてる人はそういうんですぅー」
『それ、酔ってる人に言うやつね』
「アレンジしたら、
なんにでも使えることに気づいた」
『変なことに気づくな』