第20章 未来花嫁修行※
「へ!ひゃ、あっ?」
風呂から引き上げるとほの花のバスタオルを剥ぎ取り、驚いて俺を見上げた彼女にそのまま口付けた。
「んっ、ふぅ、っむっ!!」
「"一応"しか自覚がねぇなら派手に体にわからせるしかねぇなぁ?ほの花。折角今日は布団でゆっくりシてやろうと思ってたのによ。予定変更だ。お前が悪ぃからな。」
今日ばかりはあの三人に何を言われても俺は悪くない。ほの花が無防備に他の男に肌を晒したことが悪ぃ。
お互い何一つ身につけていないのだから肌をくっつけるとほの花の勃ちあがった頂が主張してくる。
それを指で掬って摘んでやるとビクンと体を震わせた。
「っふぁっ…!う、ずいさ…!」
「すっげぇ勃ってる。厭らしい女だな。此処こんなに勃ち上がらせて、下からもぐちゅって音が聴こえてくんぞ。どうなってんの?」
「や!ぁっ!い、言わないで…!」
「そう言われても聴こえちまうんだから仕方ねぇだろ。厭らしい音が。」
自分の耳の良さでほの花がいつ濡れたかなんて手に取る様に分かるが、どうやればほの花が濡れるかなんてことももう既に知り得ているし、悪いがほの花のことなら結構分かっているつもりだ。
だが、ほの花は派手に分かってない。俺がいつどんなことで怒るか分かってなさすぎる。
俺はほの花が他の男に見られているだけでも嫌だし
男と一緒に風呂に入るなんてもってのほかだし
もちろんほの花に触れられるのも腹立つ。
「…俺が、どれだけほの花のこと愛してるか分かってんの?」
「わ、わかって、る…!ごめ、なさ…!考えなし…だった…!」
「本当にな。お仕置きを受ける準備はいいか、ほの花。」
薄っすらと開かれた瞳は蕩けていてもう既に冷静な判断はできないだろう。そんなことすら分かっているのに此処でやめてやろうという慈悲の心はない。
コクンと頷いたところで俺はほの花の秘所に指を這わせた。