第11章 ヨリミチトキミノミチ※
俺はほの花の体を抱き上げてこちらを向かせると一度口づけをしてやる。
「…ほの花。俺の頼み聞いてくれるか?」
「もちろんです…!ツラいんですよね?どうすれば…?」
あまりに純粋な顔をして俺が本気で勃起してツラいんだと思っているほの花に若干イケナイことをしてる気分になったが、もう今更引き返せない。
こちとら勃ち過ぎて痛ぇ。
心配そうにこちらを見るほの花に心の中で謝ると手を持って自分の屹立に持っていき、耳元で囁いてやった。
「ほの花、触って?」
ほの花の手で握らせてやった瞬間、目を大きく見開いて狼狽えているのが分かる。
男の肉棒なんて初めて握ったのだろう。普段の情交ではまだここまで生々しいことをさせたことはないのだから。
「へ、え、…と、あの、さ、さ、触れば良いんですか?」
「ああ、上下に動かして?」
「は、い…。えと、い、痛かったら言ってください、ね?」
そう言うとほの花は真っ赤な顔をしながらゆっくりとその手を動かし始めたが、どれくらいで握ったらいいのか分からないのだろう。
触れてるか触れてないかわからないほどの握り加減で逆に生殺し状態だ。
「ほの花、もう少し強く握っていいから。その方が気持ちいい。」
「は、はい!」
恋仲なのだが、今のほの花はまるで教えを乞う継子のよう。
俺の言ったことをきっちりと実践しようとしてくれるのでありがたいが、少しつまらない。
俺はその動きをさせたままほの花の胸に手を這わせると、頂を摘んでやる。
「っあ、ッ!う、宇髄さ…ちょ、…!」
「ほの花に触れられたら俺も触りたくなっちまった。いいだろ?少しだけ。」
涙目になりながらも何とか頷いてくれたのでそのまま胸の愛撫を続けることにした。
まだ少し触れただけなのにピンと勃ち上がり美味そうに熟れていくそこは果実のよう。
「んんッ、は、んぁっ…ああっ…!」
「ほの花、手がおざなりだぜ?俺も気持ちよくして…?」
俺はとんでもない鬼畜な男だ。
こんな純粋な女に手淫をさせながら、愛撫を受けさせるなんて。
そしてそんなほの花にたまらなく興奮してしまっている。