第51章 【番外編】そこにあるのは無限の愛※
俺は少しでも痛みを取り除いてやるべく、蜜芽に指を這わせるとそこを優しく擦ってやる。
だけど、腰の動きは止めてやれない。
既に愛液に纏われた屹立は異常なほどの快感に包まれてきていたから。
「んあっ、あああ…!」
「…ごめん、な?痛えよな。」
「ちが…っ、きも、ち…!」
蜜芽がほの花の性感帯だと言うことなどとうの昔から知っている。
いや、こいつの場合始まってしまえばあらゆる箇所が性感帯になる。
一度、絶頂を迎えてしまえば特に。
"気持ちいい"と言うことも言葉だけでなく、表情でも伝わってくる。
艶っぽい顔で喘ぐほの花を見ると嬉しくなるのもまた仕方ないこと。
「ぐっちょぐちょだもんなぁ…?ほの花。気持ちいい、よな。」
「っ、あっ、だ、ってぇえ…!ん、ぁっ!!」
「イイぜ?とりあえず気をやっとけよ。見ててやる。」
蜜で溢れ返っている秘所は大きく動かせば肉棒が抜き出てしまいそうなほどだ。
尚も蜜芽も刺激し続けていることでほの花の体が徐々に強張っていく。
「あっ、あっ…ッ、や、だぁッ…!あああッ…!」
「ほの花、乱れろ。」
「ひッ、や、ぁああああああッ!!!!」
パチュン…と最奥に打ち付ける度にお湯も跳ねる。
そして目の前のほの花も天を仰ぎ、美しく達する姿に釘付けになった。
(…たまんねぇな…)
鬼畜と言われようとも好きな女が目の前で善がっていれば嬉しくてたまらない。
それもほの花は俺しか知らない。
俺だけの女。
こんなに綺麗な女がド派手に自分しか知らないと言うことに優越感に浸らない日はない。
ビクンビクンと体を震わせるほの花の腰を支えて体を凭れさせれば、力なく項垂れる。
荒い息も病的なもので無ければ何とも厭らしく感じてしまう。
「…ほの花、気持ちよかったか。」
「っ、う、ん…、あたま、まっしろにな、た…」
「…そいつは良かった…なら、今度は俺の番で良いな?」
もう少し堪能したいところだが、此処は風呂場。
ほの花を逆上せさせる可能性もあるし、長引けば体に障るだろう。
もう時既に遅しかもしれないが、せめて短時間で終わらせるのもまた俺の優しさだ。