第49章 【番外編】色褪せない想い【現パロ】※
カーテンの隙間から差し込む太陽の光で潔く瞳を開ければ目の前に飛び込んできたのは滑らかな肢体をオレの体に預けたままのほの花だった。
その状態を見れば彼女の膣に己の肉棒を挿れたまま二人で事切れたかのように寝入ってしまったのだろう。
シーツも、布団も、もちろんお互いの体もどちらかの体液なのか分からない水分がベッタリと付着していて爽やかな朝には似つかわしくない姿だ。
「…や、っべ…、マジか…。あれからずっとヤり続けてたのか…。」
どこまで覚えているのか。
記憶を手繰り寄せても時間の確認なんてしていなかったため、全く分からない。
しかしながら体力の続く限り抱き続けたのは間違いない。
ほの花の体には見るに耐えないほどのキスマークが付いていて、誰がつけたかなんて明白だった。
「…現世でよかった…。いや、良くないか…?いや…うーん…」
前世であれば元嫁たちに人権を失うレベルで叱責されるが、現世であってもこれでは仕事に支障を来たすかもしれない。
夏だというのに腕やら胸元やら首やら背中やら…付けられるところにはとりあえず付けておけと言わんばかりの其れに頭を抱える。
しかし、もっと頭を抱える案件は未だにぶち込んだままだったほの花の膣内で自分の肉棒が硬くなっていることだ。
正直、そこまでヤりまくってまだ抱きたいのか?と言われればもちろん抱きたいけど、それとプラスして朝の生理現象も加わっている。
そのためこの厭らしい現状を打開するためには兎にも角にも一刻も早く抜くことしかないのだが…
オレの上に覆い被さるように乗って寝てしまってるほの花。
体の柔らかさがお互いの裸体を通じて伝わってしまう。
胸の膨らみから肌のきめ細やかさまで。
その上、ぐちょぐちょのままの膣内は起き抜けのオレの肉棒には刺激が強い。
少し動かすだけで"ぐちゅ"という音が響いてきて、あれほどヤりまくったと言うのに再び熱が溜まっていくものだから不思議だ。
ほんの出来心で腰を下から打ちつけてやると、朝勃ちの屹立が獰猛な呻き声を上げた。