第49章 【番外編】色褪せない想い【現パロ】※
(…あ、…クる…!)
そう思ったと同時に打ち込まれたのは天元の太くて硬い男根。
子宮ごと貫かれるのではないかと思うほどの打ち付けに息が止まる。
「っぐ、ぅ…!!!」
十分に濡れていたと言うのに蜜壷は引きちぎられそうなほど限界まで伸びている。
それなのに再び腰を引き、打ち付けられていると彼の屹立がどんどん膨張していくように感じた。
「は、ぁ…ほの花…!ちっ、たぁ…力、ぬけ…って…!んで、息しろ…!」
「ひ、ぅ…っ!は、ぁっ…!だ、っ、て…!お、き、ぃ…!!」
私はあの日、彼にどう抱かれたのだろうか。
こんな息も絶え絶えのセックスをしてのならば覚えていそうなものなのに、それほど没頭していたのだろうか?
でも、その答えは意外にも身近にあったのかもしれない。
天元が私の髪を一房取って口付けるとニヤリと笑った。
「…そりゃ、そうだろ…?お前のこと、愛してりゃ…!デカくもなるだろうが…!」
男の人の体の仕組みは分からない。
でも、間違いなくこの前よりも大きい気がする。
そうでなければこんなに息も絶え絶えにならない。
確かに天元の言う通り、今の私たちに遮るものは何もない。足枷もない。
あるのはお互いを愛する気持ちだけ。
あの時と違うことはそれしかない。
私に触れる手は慈しむように優しいと言うのに、打ち付ける男根は随分と凶暴だ。
子宮に噛み付くような刺激は暁の時とは衝撃の強さが全然違う。
それでも痛みよりも甘い刺激のが強く、更に天元は私の気持ちいいところを知り尽くしている。
足を持ち上げて昔から執拗に攻められてすぐに達してしまうポイントを呆気なく探し当てるとぐりぐりと押し込まれた。
「あっ、あぁっ!!!や、ぁっ!」
「…善い、声。もっと善がれ、よ…。最高に唆る…。」
足を片手で持ったまま器用に指で蜜芽を弾かれると雷に打たれたような刺激で体が震え始めた。
天井の一点を眺めたまま、快感の波に身を委ねるとどんどん体は硬くなり、自分では制御できない領域に入っていく。
そうなってしまえば、向かうところはもう一つしかない。
「や、ぁ、っ、ああああっ!だめぇええええええ!!!!」
──天国までの道のりは彼にかかれば意外にも簡単なのかもしれない。