第41章 【番外編】「娘さんを下さい‼︎」※
耳に響くのはいつもの厭らしい粘着質な水音。
くちゅ…という音が何処で鳴っているのかなんてわかりきっている。
「…口は塞いでおいてやるよ。」
ほの花の唇に己のを押し付けると、柔らかな乳房を手で覆い、その体温を感じながら揉みしだく。
口から漏れ出る声は、声とも呼べないもの。
それでも塞げば、そんなものだけでは満足できない俺は舌をほの花の口内に入れ込んだ。
初めの頃はこんな濃厚な口づけをするだけで顔を真っ赤にして恥ずかしがっていたほの花も今ではそれに応じられるだけには慣れてくれた。
慣れてはくれているのだが、"恥ずかしい"と感じるのは変わらないようでそんなほの花を見ながら舌を絡ませる。
反応がいちいち可愛いのは昔からだ。
手のひらにはほの花の頂の感触がする。
ツンと上向きに向いたそれが硬く主張してくるのはいつものこと。
わざと手のひらでそこを刺激するようにくるくる捏ねてやれば、目をぎゅっと瞑って刺激に耐えている。
そんな反応に気をよくした俺は指でそこをつまむとコリコリと摘み、強く刺激を与えた。
「っ!んんん、っふ、ぅ…!」
本当ならば此処でもう片方の乳房でも舐め回したいところなのだが、声が抑えられないのは頂けない。
兄君達とやっと仲良くなれたわけだし、また怒られるのは流石に気持ち的に残念すぎる。
此処まで来たら好印象のまま帰宅したいと言うものだ。
胸の刺激を続けながら、口づけをしているとだんだんと体が弓形に変化していく。
それはほの花が達する前に起こること。
「っ、ん、っふ…!んん、っ!んん!んんんんんんんっ!!!」
俺は一度、ほの花が達したのを確認すると、すぐに続け様に腰から足を撫でて広げてやった。
次に何処の刺激が来るのかわかっているのだろう。
達したばかりのほの花の目はトロンとしたままだが、俺の行動を咎めることはしない。
何なら恍惚とした表情の中に「早く触って…」と言う心の声まで聴こえたような気がした。
口を塞いだまま、俺は一直線にほの花の秘所に指を這わせてぬぷりと音を立てながら其処を触れた。