• テキストサイズ

陽だまりの先へ【鬼滅の刃/音夢💎】R指定有

第8章 愛し君と…(※)




唇を少し離すと至近距離で宇髄さんが私を優しく見つめてくれている。
こんな距離いつもだと恥ずかしくて仕方ないのに今は恥ずかしくない。
それどころか宇髄さんの瞳に映る自分が本当に幸せそうに映っててそれがすごく嬉しかった。


「…ほの花、多分もっと痛ぇと思うけど…いいか?」

そう言う宇髄さんは何故かとてもつらそう。
こんなにも私に優しく触れて、きっと面倒な準備をしてくれていたのだと思うのにまだ私のことを想って心配してくれてるんだ。

そんな彼に何故嫌だと言えよう。
そんな彼に何故抱かれたくないなんて思うだろうか。

そんな貴方だからどんなに痛くても苦しくても

私は今、宇髄さんが欲しくてたまらないと言うのに。


「…宇髄さん、わたし大丈夫ですから…。大好きです。痛くてもいいんです。痛みごと、全部ください。」

「……ゆっくり挿れるが痛ければ俺の背中に爪を立ててくれていい。痛みわけだ。な?」


そう言ってニカッと笑う宇髄さんはいつもと同じ。それでも夜着を脱いだその肉体は思わず息を呑むほど美しくて色気を醸し出している。

そんな彼が自分の秘所にゴツっという硬い肉棒があてがったのが分かるとあまりの指との質量の違いに少しだけ腰がひいてしまった。


「…悪ぃな。お前が可愛すぎて引くほど凶暴になっちまった。」

「…だ、大丈夫、です…!」

大丈夫、なのか?
これは。
きっと彼はコレを挿れるためにあれほど念入りに私を愛してくれていたのだろう。
何の予備知識もない私は想像するしかできないが。

「…挿れるぞ…。」

くちゅ…

あてがわれたソレが自分の愛液に包まれていくのが分かると同時に肉が引きちぎられそうなほどの質量に自分の秘所が悲鳴を上げた。


「…ッ、んんっ…、」

「ほの花…、痛ぇよな、ごめん。力抜け?少し楽になるはずだ…。」


ググっと少し押し込められるだけなのに信じられないほどの痛みに生理的に涙が溜まるが、それに気づいた宇髄さんがそれを舐め取ってくれた。

鍛錬をしてても少しの汗もかかないのに玉のような汗が滴る彼に自分だけがつらいんじゃないと思わせられて少し嬉しかった。


/ 2859ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp