第34章 世界で一番大切な"師匠"※
「…っ、は、ぁっ。ふ、ん…!」
薄紅色の美しい乳首を摘んでこねくり回しながら首筋にいくつもの所有印を落としていると命令通りに喘ぎ出したほの花。
しかし、どう見てもフリではなく、本当に善がっているようにしかみえない。
これが演技なのだとすれば物凄い特技だ。
そんなものはもうどうでも良い。
演技だろうがなかろうが俺はほの花を抱くことにしか興味はない。
漸く首筋への所有印をつけることに飽きてきた俺は胸に舌を這わせると天井を向いて勃ち上がっているそれを舌尖でツンと触れてやる。
「っ、んっ!」
良い反応しやがるなぁ、コイツは。
加虐心が燃えてくるのはお前のせいだぞ。
もう片方の乳首を摘み、果実のようにぷっくりと膨れたそれを口に含むとジュルジュルと音を立てて吸ってやる。
「ひっ、ッッ!ひゃあああああっ!!」
すると面白いくらい仰反ってビクビクと体をしならせたほの花に口角を上げた。
今のは完全に演技じゃなかったと分かったからだ。
放心状態で天井を見ているほの花にお構いなしにもう一度甘噛みをしながら乳首を吸ってやると漸く余裕のなくなった彼女の嬌声が響き渡った。
「っ、ああっ!や、やめっ!ひ、っ、し、師匠っ!ああああっ!」
クソ腹立つことにコイツはどうやら感じやすい体らしい。
元恋人が調教したのだろうが面白いように性感帯がわかる。
下半身からは蜜が蕩けているのも分かるし、先ほど達してしまったことでタガが外れたかのように絶頂に突き進んでいっているのが分かる。
「…ほの花、命令だ。逝き狂え。」
「ッ、や、ああああああっ!!」
たかが、胸の愛撫くらいで肩で息をするほど喘ぎ苦しむほの花。
こうやって愛されてたのか?
元恋人に。
クソ可愛い顔しやがって。
その顔でその男に愛を囁いたのか?
その男はこの美しい女を何度も何度も抱いたことがあると言うのか?
だが、もうお前は死んだ。
今日からは俺がコイツを抱く。
お前より何度も何度も抱いてやる。
お前なんかに生きてるほの花は渡さねぇ。
お前はもう死んでんだから思い出のほの花で我慢しとけ。
全部全部
俺の命令だ。