第31章 忍び寄る終焉※
「は、ぁっ!や、ぁああっ!」
「触ってねぇのにぐちょぐちょだな?すげぇ滑りがいいじゃねぇか。」
自分の肉棒の上に座らせるとそのまま擦り付けるように腰を動かしてやるとちょうど蜜芽あたりに刺激がいくようで俺の腹の上に手を置いて悶えているほの花。
快感から逃れようと浮き上がる腰を押さえつけて動かせば緩やかな刺激が気持ちいい。
「や、ぁっ、は、ぁっ…、て、てんげ、ん!だ、め…!ま、また…!」
「もう?少しは我慢した方がいいんじゃねぇの?最後まで保つのかよ。」
「と、止めて…、お願い…!も、変なの…!」
「だーめ。俺は気持ちいいんだもん、頑張れよ?ほの花」
そんな意地悪をしてしまうのは理性を飛ばして逝き狂うほの花が見たいから。
俺のことだけ考えて、俺のことだけ見てればいい。
下から見上げるほの花は真っ赤な顔をして涙目を俺に向けてくるがその顔をもっともっと歪ませて快感に溺れてしまえ。
そうしたらお前は俺から離れられないだろ。
狂ったような考えが頭に浮かぶのはコイツに溺れすぎてる証拠。
様子がおかしいのを勘違いだと思いたい。
勘違いだと言ってほしい。
でも、それ以上聞いてもほの花は話さないだろう。
それならば…体で覚えさせるしかない。
誰の女なのか。
絶対に離さないということを。
唇をかみしめていたほの花がほんの少し半開きになった瞬間、再び体を震わせた。
「や、だ、ぁああっ、だめぇえええええっ!!!」
霰もない声を出して俺の胸に倒れ込んできたほの花を受け止めるが、肩で息をしている彼女を起こしてやると再び抽送を始めた。
「え……て、天元…、ああっ、ちょ、…!いま、…!!」
「果てたばかりなのは知ってるけど?もっと果てればいい。ぐっちょぐちょだしよ。滑りが良くて気持ちいいだろ?」
そう言った時のほの花の顔が絶望感で溢れていたけど、気にしない。
もっともっと俺のことだけ考えればいい。
ぬちゃ、ぬちゅ…と蜜が俺の肉棒に絡みついている音とほの花の喘ぎ声が部屋に響いて心地いい空間だ。
それが永遠に続けばいいのに。