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陽だまりの先へ【鬼滅の刃/音夢💎】R指定有

第29章 停戦協定※




突然の締め付けに危うく中に射精してしまいそうになって、慌てて引き抜いた肉棒だったが多分ちょっとだけ出てしまったので、深いため息を吐いた。

避妊薬を飲んでるのも知ってるし、ややができたところで何の問題もないが、ちゃんと嫁にもらってから子作りならしたい。


流石に今、作っちまえばほの花を一人残して俺が死んだりしたら申し訳ないし、俺もそれは嫌だ。
それに…絶対ェ可愛いだろ?!
俺とほの花の子だぞ?クソ可愛いに決まってるんだ。見られないのは御免被る。

だから今は駄目だ。
これは俺の中の責任の問題。愛しているから、これからも愛し続けたいから、"ちゃんと"したいのだ。


中に出てしまった精液を掻き出してやろうと指を突っ込むと「ひ、ゃあっ!」と厭らしい声を出すほの花に頭を抱える想いだ。


「おい、ヤらしい声出すんじゃねぇ。また勃起しちまうだろうが。」


「な、だ、…!な、何したの?!」


「掻き出してやったんだわ!中に残った俺の出したやつを。」


「…あ、ああ…なるほど。」


漸く納得して頷くほの花だが、指をぐちゅ…と挿れる行為自体が情交中の其れと変わらないのだから仕方ないとは言え…

此方を見上げるほの花も情交中の其れと変わらないのだから困ったものだ。


「…お前な、俺を煽んな。その顔、禁止。」


むにっと頬を引っ張ってやれば、綺麗な顔が歪んで少しばかり阿呆面になる。
そうすることで漸く、心が落ち着きを取り戻していく。


「いひゃいよー、ひゃにゃひひぇー!!」


「んー、あとちょい。」


何とか白濁を取り除くと、頬をつねっていた指を外してやる。
ちょっと強くやりすぎたようで、赤くなってしまっているほの花の頬を撫でてやるが、不満げな顔で見られるので、苦笑いを返す。


「…悪かったって。よしよし。ほら、もうちょい寝ようぜ?って、冷てぇ!!」


「ひ、…っ、ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」


体を横たえようとした時、布団の滴り具合に驚いてその惨状に固まった。
いや、予想はしていたが、気分が高揚している時は気にならなかったことも、冷静になって見てみると酷い状態だ。

布団は寝れる状態じゃないし、夜着も着れる状態じゃない。
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