第4章 病魔【P128 ~ 🫖*】
「私も緊張しているのですよ」
「!」
思考を見透かされて思わずみひらく瞳。
導かれた指の先は彼の胸元だった。
ドク、ドクッ……と強く打ち鳴らしている鼓動を感じ、
蜂蜜を纏ったような優しい眼差しが彼女を見下ろす。
「優しくいたしますから、………怖がらないで」
ベリアンの筋張った手が布越しに胸を包む。
その質量と柔らかさを堪能するように捏ねながら、戯れに乳首に軽く指を打ち付けた。
かり、かり、とシュミーズ越しに引っかかれ、野苺を摘むように指と指で挟んで優しく捏ねられて。
ん、………ん、と仄かな艶音を零してしまう自分が恥ずかしくて、唇を噛んで堪えようとする。
「緊張なさっているせいでしょうか、もうここが昂っていますね」
「ひぁっ……!」
戯れに乳首を弾かれて、ヴァリスの唇から甘やかな悲鳴が零れる。
ベリアンの掌は構いもせずに、ただ思うままに捏ね回した。
「あ、……ぁ、………んぅっ」
再度唇を噛んで声を抑え込もうとしても、胸を捏ねられてはあっけなくその努力は散らされる。
ふにゅ、ふにゅ、と柔らかな質感とその感触を味わうように捏ね回されて、
ぴくん、ぴくん……と身体が震えはじめた。
「とても柔らかいですね、直にふれても?」
「ん、だ……めっ、………ぁっ」
彼の指が乳輪をかすめて、その輪郭を辿るように指が這わされる。
豊かなふくらみの質量を確認するように包まれて、瞳に涙の膜が張る。
とろりと蕩けた瞳で見上げれば、彼の瞳に映る情欲の焔がさらに烈しさを増した。
「かしこまりました。では今しばらくこのままで」
胸を捏ねつつ、時折彼の指が戯れに乳首を捏ね、その度に与えられる熱。
その熱が恥骨の奥に溜まっていき、疼くような温もりを帯びていく。
「心地良いのですか?」
「そんなの、わ、わからな………、」
「貴女のここは好い、と私に伝うようですよ」
ベリアンの指で愛でられたところが、硬く尖って主張している。
薄いリンネルの生地を押し上げて、染まりきった色を透かしていた。
恥ずかしくて瞼をとじると、耳朶に唇を寄せた。
ぬめったものが耳殻を舐め、細い首がのけぞる。
ベリアンの濡れた舌が首筋をたどり、華奢な鎖骨の線を刷いて、デコルテに顔を埋めた。