• テキストサイズ

まさか…自分が呪術廻戦の世界に……?【分岐END短編】

第2章 プロローグ




悟sied
「ふーん、異世界から来た女の子ね…しかも呪術がない世界から来たのに術式は完成済み…」
伊地知から連絡が入ったから行ってみればこれだ。車の外で伊地知の話を聞いているとその女の子がこっちを見てきた。コンコンと車の窓を叩くと僕の意思が伝わったのか窓を開けてくれた
「君、名前は?」
「西条瑞姫です」
「可愛い名前だね」そう微笑みながら言うと
「ありがとうごさいます」と嬉しそうに返事が返ってきた
彼女から伊地知に目線を変えて「で?この子はどうなんの」と聞くと"虎杖くんと同じタヒ刑になります"と。なんの害も無いのにねぇ…まぁそりゃ…術式が強力だし異世界から来たのに術式が使えるなんて異形だからな…

「というわけで私がとりあえず預かってきたので…五条さんに連絡をと思いまして」
「はぁ……わかった、入学願書もう書いてあるんでしょ」
憂太の時とパターンは違うが、呪力持ってたりしたら入学することが多いから分かりきったことさ。
「え、えぇ。制服も調達済みなので…今からでも行くことはできます」
「わかった、じゃあ僕が連れてく。飛ぶから」
「はっ?あ、分かりました」
本当のところは伊地知の車で行けばいいのだが現在地から高専までが遠すぎる。しかも午前の授業は僕の担当なのに"自習しといて!"と言い残して出てきてしまった。一刻も早く帰らないと。
「えっと、瑞姫ちゃんだっけ?出ておいで、高専行くよ」
「あ、はい、分かりました」
あれ?普通車に乗って帰るって思うから首傾げると思うんだけど……まぁ、後で聞こうかな…彼女と手を繋いで僕は高専に飛んだ。

/ 33ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp