第5章 教団の非日常
リナリー「神田も大丈夫...みたいね、良かったぁ!」
アレン「今はどんな状態ですか?」
リナリーとアレンも寄ってきた...!
ラビ「それが、ずっと黙り込んだままなんさ」
そんな会話が遠くに聞こえる。
僕は今、とてつもなく集中している......
(何としてでも、見つけないとッ......!!)
アレン達がこっちを見ていることに気付き、悔しさもあって下を向いた。
すぐそこには、首に当てられている刀。
(.........あれッ!?)
刀を凝視する僕。
そこには、驚いている僕の顔が写っている!!
(......み......み......ッ!!)
ガッと、真剣白刃どりの横バージョンで刀を掴む!!
アルナ「見つけたあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあッ......!!」
そう満面の笑みで叫んだ!!
「「「「ッ!?」」」」
驚くエクソシスト。
ラビ「何さ!?いきなり!?」
僕はそれに答える気など毛頭もなく、お馴染みの言葉を口にしようとした!!
しかし、その異変にいち早く気付いた神田が、僕に手を伸ばす...!!
それに続き、アレン、リナリー、ラビも手を伸ばしてきた...!!
掴まれる前に言わないとッ...!!
アルナ「...発動ッ!!」
アルナ「イノセンス"解"ッ...!!」
そして辺りは闇に包まれた.........