第1章 新たな任務
アレン「コムイさんは僕らのことを、いつでも一番に考えてくれてます。だから大切な事ほど、真っ先に教えてくれますよ」
リナリー「そう、かな、、、」
アレン「そうですよ。リナリーだってコムイさんが大切だからって、遠慮したりはしないでしょう?」
リナリー「、、、、、、うん」
アレン「それに万が一の場合でも、コムイさんにはリーバーさんがついてますし」
リナリー「、、、そうだね」
あのリーバーさんがコムイさんに無理させるはずがない、、、、、、たぶん、、、、、、
リナリーは今にも泣いてしまいそうなほど不安そうにしていた顔をあげ、ぎこちない笑みを浮かべた。
リナリー「、、、ありがとう、アレンくん。アレンくんのおかげで、少し安心した」
アレン「いえ、これくらい大した事ないですよ。逆に僕の方がいつも、リナリーに助けてもらってますから」
そんな会話をして、ふと窓の方へ目を向けた
アレン「あっ!リナリー、窓の外見てみて下さい‼︎」
リナリー「外?、、、わぁっすごい!、、、素敵、、、」
外には、一面に広がった色鮮やかな花畑が広がっていた。
その花たちが、太陽の光を一身に浴びながら、風でふわぁっと揺れる
それはまるで、リナリーを元気づけるかのようにあたたかく、優しいものを感じさせた
そして、列車がとまる
アレン「さぁ行きますよ、リナリー!ここが今回の任務先です‼︎」