第5章 教団の非日常
コムイside
聞き辛い音.....?知らない足音........?
ーーザッーーーザ~~~~~~~~ッッ!!ーー
コムイ「!?」
耳元のヘッドフォンから、音が聞こえた。
コムイ「どうした?リーバーくん?」
リーバー《どうした?じゃないッ....!!あんたまた仕事サボッてるだろ!?》
コムイ「いや~、リーバーくんには敵わないな~♪何でもお見通しだね~♪」ニコニコ♪
リーバー《そんなこと言ってる場合じゃない!この連絡も、仕事しろって伝えるだけにやってるんじゃないスよ》
コムイ「え....?」
リーバー《実は、ヘブラスカが急いで室長を呼んでくれって言ってて...》
コムイ「ヘブくんが...?他に何か言ってたかい?」
リーバー《それが.....》
リーバー《教団に、新しいイノセンスを感じる.......って、言ってました》
コムイ「分かった。今すぐ向かうと伝えといてくれ」
リーバー《了解っす》
アレン「何の連絡でした...?」
コムイ「それは後ですぐに分かるよ。とりあえず、みんなに伝えておくことは........」
みんなが言葉にの続きに耳を傾けている。
コムイ「.......ビンゴだよ。鏡の"妖精"は....」
コムイ「......教団内にいる」