第4章 教団の日常
アルナside
ーー同時刻ーー
アレンとリナリーは、無事なにも起こらずに今は列車に乗り教団に向かってる。
………僕の役目もあともう少しで終わりだな…
そう思うと、清々しいような寂しいような気持ちになった。
……楽しかった…な……………
この2人といた数日を振り返ってみた。見ているこっちまで暖かくなるような日々だった。
再び鏡越しに2人を見てみる。なんか、心が締め付けられるような……そんな、感じがした。
見続けるのが辛い……………
おろしていた腰を上げ、立ち上がる。
アルナ「はぁ、少し移動しよ〜…………あれ?」
僕の行く先に何か光るものが見えた…………。