第12章 過去を語る
ぼく……アルナ•ミーリーは
もとはただの子供だった
ちゃんと家族も居て……あの頃は笑顔が絶えなかった
ミーリー家は、その土地でもかなり有名で……
皆も聞いたことあるんじゃないかな…?
結構裕福に暮らしてた
母様、父様……そして、兄さんの……アルト
それはそれは、仲の良い家族だったんだ………
_______あの日まで。
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アルナ「アルト兄さん、母さん父さん‼︎おはようございます‼︎」((ニコッ
アルト「アルナ!おはよう」((ニコッ
父母「「おはようアルナ」」((ニコッ
アルト「そうだ‼︎アルナ聞いてよ‼︎」
アルナ「え、なになに⁇……」
朝。たわいもない会話から始まる私達の日常_____
この時は……まだ誰も、この日常が崩れるなんて
思いもしなかったんだ………