第2章 謎の少年
ー花の楽園ー スローネア
アレン「やっと着きましたねぇ〜!」
ここが今回の任務先だ
リナリー「アレンくん!私、先に宿に寄ってくるけどどうする?」
アレン「あぁ!僕も一緒に行きます‼︎ほら行くぞッ、ティム!」
僕らはそろって歩き始めた
駅に近い宿だったみたいで、しばらくするとすぐに着いた
リナリー「私予約してくるから、アレンくんは外で待ってて‼︎」
アレン「分かりました!」
、、、リナリーも、なんだかんだ言ってコムイさんのこと大切に思ってるんだなぁ、、、
アレン「リナリーは優しいや、、、な?ティム〜?」
ティム「ガアアァァァァッ‼︎」
リナリーを待ちながら、ティムに話かけていた。
それに少し飽きてきた頃、周りにある家具を観察したりしてみた。
アレン「、、、これは、質も良くて、、、、、、材質も中々、、、高めに売れそうに見えるなぁ、、、あ!こっちも、、、」
ティム「ガアァ、、、」
順に見て回って、あとは宿の真ん前に建つ店の鏡だけになった。
アレン「最後は君ですね、、、、、、?、、、あれ?」
、、、なんだろ?最初に見たときも感じたけど、変な感じがする、、、この鏡、、、
なんとなく、手で触って確かめてみる
アレン「、、、普通だよなぁ、、、」
そのときだった
僕の目の前を通っていく男の子の影がみえた
普通に考えれば、そんな事は日常茶飯事
でも、何かがおかしい
だって僕と鏡の間には、子供一人が通れるほどの隙間もない
すれ違いざま、男の子と思い切り目が合う
その瞬間、男の子の顔色が一気に青ざめる
その少年は、すぐに走り去っていった
、、、、、、、、、鏡の中を
アレン「え?、、、」
アレン「エエェぇぇぇええぇッ⁉︎」