第2章 【番外編】及川さんは子供が欲しい
3.じゃあ続きをしようか
「。すごく良かったよ」
「うん」
徹が満足してくれたのなら、私も一安心だ。
口を濯ぎにその場を去ろうとすると、腰をがっちりと掴まれた。
うん?
「じゃあ続きしようか?」
「えっ?あ、でも、ほら口が」
「俺ばっかりされるのは不公平でしょ?」
「そんなの気にしなくていいから」
「大丈夫。一回出したくらいじゃ萎えないから」
えええっ?
そう来る?
そういう問題?
かえって裏目に出てしまった。
「ソファじゃ激しく出来ないから、ベッド行こうね」
「えっ?」
何この展開!?
私は徹に抱えられてベッドへ運ばれてしまった。
ボスッとベッドに下ろされると、徹がにじり寄ってくる。
スプリングのギシッギシッという音が、かえってホラーなんだけど。
この状況。
「徹、まっ___んんっ」
いきなり激しい口づけをされる。
反射的に舌を絡めてしまって、飲みきれない唾液が頬を伝う。
「はっ、あっ、んんっ」
キスに酔いしれていると、徹の手が下に伸びた。
割れ目を往復して、濡れているかチェックされてる。
どうしよう!?
フェラした時に、興奮して濡れちゃってるのに。
「やぁっ♡」
「何が嫌なの?俺の舐めて、こんなに濡らした事が恥ずかしいとか?」
ニヤリと笑う彼を見て、もうダメだと観念した。
何で今日に限ってスカートなんて履いちゃったのかな?
これじゃ直ぐに脱がされちゃうよ。
案の定、キスをされながら、私の下着はスルリと引き下げられてしまった。