第3章 懐 想 [煉獄杏寿郎]バレンタイン
「あぁっ…はぁっ…ンッ…」
ブラの上からの刺激では少し物足りない
そんな私に気付いたのか、肩紐を口で咥えて肩から外して、背中に手を回しブラをのホックを外す
『今日の下着も可愛いな。はなに良く似合っている』
いつも褒めてくれる
すぐ脱がされてしまうのに、杏寿郎さんに喜んでもらいたくて時間をかけて選ぶ下着
だから、気にして褒めてくれるのは凄く嬉しい
「良かった…今日はね…ベタだけど、バレンタインだし…真っ赤にしたの…杏寿郎さんの毛先とお揃い」
『とても良い。白い君によく映える。着けたままするか?』
「しない…杏寿郎さんと肌をちゃんと合わせたいの…」
『冗談だ。』
そう優しく微笑むと、下着も全て取り払ってツルツルの裸にさせられてしまった
そんな私の体を上から下まで唇で愛撫をしてくれる
「待って……」
『俺はもう待てない。俺に集中…』
チュッチュッとわざと音を立てながら唇は内腿へと到達すると
頭が痺れるような快感が襲ってくる
「はぁっ…ソコは待って…だ…め…」
『どうしてだ?君の良いトコロだろう?それに…君はシャワーを済ませているな?髪がまだ少し濡れている。気にすることは何もないだろう?』
どうして何でもわかってしまうのだろう…
いつも急に求めてくるから、こちらも大変で
準備を済ませておかなければならない。
料理の合間にシャワーを済ませていたことはお見通しで、それなら気にすることは何もないだろうとのことらしい…
そうじゃないんだけどなぁ…
杏寿郎さんにそうされてしまったら、私は骨抜きになってしまうから、あなたを良くしてあげられないのよ?
舌が私の気持ち良いトコロをペロっと舐めてきて…
もうだめ…
「あぁぁっ…んっ…」
ツンツンと突起をつつかれて、指とはまた違う刺激に悶えるしかできない
「あっ…いぃ…気持ちっ……いぃ…はぁっ…んっ」
『はな、ダラダラ出てくる』
「やだぁ……」
杏寿郎さんは舌と指でソコを攻めてきて、暫く体を合わせていなくて我慢していた私は、もうイキそう…
『もうイキそうか?我慢させていたのだな…』
「あぁっ…もう…イッちゃう…」
杏寿郎さんの舌はピッタリと私の良いトコロを知っていて
どんどんと絶頂へ押し上げてくる