第1章 誘 惑 の 媚 香 [煉獄杏寿郎]
すると、達することにより一度手放した欲がまた生まれ始めている。
「杏寿郎様…また…変です…挿れて…欲しいです…」
恥ずかしくて顔から火が出てしまいそうなのに……
杏寿郎様が欲しく欲しく止まらないの…
『よもや…その様なことまで、言えてしまうのか?宇髄は随分と危険な物をくれたものだ。はなのこの様な姿…他の誰にも見せられまい。』
「杏寿郎様…だけです……早く…」
杏寿郎の腕を掴みねだる姿に、突き上げるような欲を感じた。
『承知した。香で昂ってもそれを癒せるのは俺だけであるな?』
「はい……杏寿郎様だけです。」
杏寿郎の上がり気味の眉が一段と上がった。
『それを聞ければ満足だ。今日は好きに乱れると良い。』
杏寿郎は挿れる準備を整え、はなの蜜壺にあてがった。
『良いか?』
「はい…いつでも…」
ズブズブとはなの蜜壺に飲み込まれるように杏寿郎の男根が沈む。
『んっ…はぁ……っんっ』
杏寿郎が声をあげてしまう程、きつく締め付ける。
『さすが、欲しがるだけある。しかし…少し力を抜いてくれるか…?』
「んっ……はい…。」
力を抜きたいのに、杏寿郎が沈めてくる度に締め上げてしまう。
『はな…だめだ……持っていかれそうだ…』
杏寿郎はふぅと息を吐き、はなの唇と唇を重ねた。
「んっ…んふっ…はぁんっ……」
一瞬力が抜けたところを見計らって、一気に沈めた。
「あぁぁっ…奥に…んっ…はぁ…はぁ…」
そして杏寿郎はゆっくりと律動を始める。
杏寿郎が突く為に抜こうとすると蜜壺が締まり、蜜の絡んだ音がする。
『いつもきついが…今日は一段と…きつい……』
「はぁっ…抜かないで…」
杏寿郎が腰を引くと、はながその腰を押さえしまう。
『はな、これでは、君を気持ち良くさせてやれん…』
はなが杏寿郎の腰を手でぐいぐいと引き寄せ、自分の秘部も押し当てる。
「これ以上入らないってわかるのに……もっと、もっと奥まで欲しくなってしまうの…どうしよぉ……杏寿郎様……」
『そうか…ならば…』
杏寿郎は男根で中をかき回すように動かした。
『はぁ…っ、これならば…離れずに君を良く…できるであろう?……はぁ…』