第1章 誘 惑 の 媚 香 [煉獄杏寿郎]
「はぁっ…あっ…んっ、あっあっ…」
はなの欲求に応える様に杏寿郎も律動する。
すると蕾への刺激が一層強まる。
「はぁん、んんっ…気持ち…いいっ…杏寿郎様……」
『もう一度聞くぞ。はなをこんなにも乱れさせているのは香りか?俺か?』
「んっ……杏…寿郎…様です…はぁ、んんっ…」
良い子だ…と囁き口づけが深くなり律動も速くなる。
「んんっ…んっはぁんっ…んんっ」
杏寿郎の手がはなの背中に滑り、バストバンドのフックを外した。
『はな、俺の為に身につけてくれたのだな。正月にこんなにも良い想いができるなど俺は嬉しい。ありがとう。』
「杏寿郎様、私はあなたのものです。いつだって杏寿郎様を喜ばせたいと思っています。それなのに、今朝は…ごめんなさい。本当はずっとずっと杏寿郎様とこうしたかったのに…だからこうして下着も…」
そこまで言うと、両手で顔を覆った。
『もう謝るな…顔を見せてくれ。
あんなにも大胆なことをしておいて、これは恥ずかしいのか?不思議な香りだ…恥らう君は誠に愛らしい。そこは…残しておいてくれる香なのだな…?』
はなの両手を顔から外し、腕を下げさせると、杏寿郎は口でバストバンドの肩紐を咥え、するりと腕から抜きはなから取り去った。
すると形の良い乳房と桃色の先端が杏寿郎の視覚を刺激する。
「恥ずかしいです。とても…だからこの香りがないと…」
『そんなことない。香りがなくとも、君はいつだって俺の腕の中で乱れ狂っているぞ?そんなはなが愛おしくて、壊してしまいそうな程強く抱きたくなってしまう。』
「そうして下さい。私も今…苦しいくらいに体の中が熱いのです。」
杏寿郎は乳房に右手をあてがい、しっかりと揉みしだいた。
「はぁん…あっ…んんっ…」
左手ははなの項を支え、口づけの唇が離れないようしている
そして腰の律動はまたはなの蕾を刺激する。
「んんっ…ん゛っ…はぁ…はぁ…あぁぁっ…んっ」
杏寿郎は乳頭を人差し指でくりくりと擦る。
「はぁんっ…んっ…あぁ…」