第3章 変化
「は、、、っ、は、、、っ」
今、何が起きたんだろう?
目の前が真っ白になって、気持ちいいのが込み上げてきた。
それはまだお腹の方に残っていて、息をするのがやっとだ。
「さくら、大丈夫か?」
「、、、っ」
耳元で掠れた声がして、身体が震える。
こんな時に名前を呼ぶなんてズルいと思った。
「さくら。可愛いな」
「はっ、、、やぁ♡」
軽いキスの後、首筋から鎖骨にかけて、甘い言葉とともに勝己の唇が這っていく。
そしていつの間に脱いでいたのだろう。
勝己の肌の感触に触れたところから電流が流れたように反応してしまう。
「ッ、悪い、もう我慢の限界だ、、、」
「、、、あ、、、」
「いれるぞ」
「、、、ッ」
コクコクと頷く。
勝己が当たる。ぬるぬると入口を解して、勝己が腰を前に動かすと一瞬で温かい感触で中がいっぱいになった。
「う、ん、、、ッ!」
「はぁっ、、、くっ、、、痛むか?」
ふるふると首を横に振る。
痛くはなかった。気持ちいいのかもよくわからない。
ただ。
「勝己くんとこんな風になれて、、、ッ、嬉しい、、、幸せです」
「ッ!、、、フー、、、クソが」
「、、、?」
何故か溜息をついて顔を伏せる勝己に不安になる。
何か変なこと言っちゃった、、、?
「悪い、手加減できねぇ」
その言葉とともにグッと腰を掴まれる。
そしていきなり打ち付けられる腰。
「あっ!あぁっっ」
「すぐに済ませる。だから少し我慢しろ」
目の前に星が飛ぶ。
「ハッ、、、う、、、さくら、、、」
「は、、、っ、い♡ ン」
「さくらッ、、、!」
「あ、あ、、、はッ、勝己、、、っ」
何度も何度も名前を呼ばれて、キスをして。
さくらが次に気が付いた時、空はすでに白んでいた。