• テキストサイズ

東卍ショートストーリー

第4章 みんなでファミレス


「ひと口食べます?その間にオレちょっとお手洗い行ってきます」
「それはヤバいぞタケミっちー」

 武道は、ドラケンの制止を聞かず席を外したことを後悔することになる…
 戻ってくると、口元にクリームを付けたマイキーの姿。手の中のパフェグラスはすでに空となっていた。

「ああぁぁあ!オレのミラクルリベンジパフェがぁ!」
「ん?ああ、ごめん。おいしくて、つい」
「マイキーくんん!オレまだひと口も食べてないんスよお!」
「ご馳走さまー」

 お腹いっぱいで満足そうなマイキー。二人の様子を見ていたドラケンが騒ぐ武道に注意してくる。

「うるせーぞタケミっち。他の客に迷惑だろーが」
「うぅっ、えぐっ…」

 結局何も食べられず、一体何をしに来たのか分からない不憫な武道であった。
 泣きべそをかく武道がさすがにしのびなくて、千冬が帰りにチョコパフェを奢ったようだった。







/ 9ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp