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【ハイキュー!! 】黒尾くんのカノジョ【黒尾鉄朗】

第4章 同棲生活





情事が終わり、今はてっちゃんの腕枕で休んでいる。



「痛かった…。てっちゃんの変態。バカ」

「ごめんって」



この声、全然反省してない。

それどころか幸せオーラ出てるし。



「怒ってても名前は可愛いなぁ」

「………バカ」



私の髪を撫でる手が優しくて、つい許してしまいそうになる。


でも痛い思いをしたのは私だ。


ごめんで済むなら警察はいらねぇよ。

ちきしょう。


心の中で悪態を吐く。


先程、少し眠ってしまったせいか、てっちゃんにエッチなことされたせいか、全然眠れない。


明日は合宿なのに。



「ねえ、てっちゃん?」

「うん?」

「もう眠い?」

「いんや。まだ9時前だし眠くないけど?」

「そっか」



何故か分からないけど、てっちゃんから離れなくなかった。


てっちゃんの鍛えられた胸に顔を埋める。


そんな私を優しく抱きしめてくれるてっちゃん。



「名前?どうした?」

「あのさ…私たち…エッチしたの?」

「えっ?あー。エッチな事はしたけど、最後までしてないよ?」

「えっ!?」



エッチをしたわけではなかったらしい。


血、出たのに…


ショックを受けていると、てっちゃんにキスされる。



「まあ、今日が一番痛かったと思う…かな?」

「そうなの?」

「うん」

「じゃあもう痛くない?」

「うーん…多分ね」



そっか。

良かったぁ。



「これからは毎日気持ちいいことしような」

「えっ?」



てっちゃんの言葉にフリーズする。


こんな事、毎日するの?


多分てっちゃんは有言実行するだろう。


どうしよう…


あんなの毎日したら、

もうてっちゃんから離れなくなる。


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