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【呪術廻戦】 輪廻転生【五条悟】

第37章 略奪


 


駅のホームに着くと、呪霊と人間がごちゃごちゃいて。

蓮と心は低級呪霊を叩くだけで祓っている。



その間に私は辺りを見回して、悟さんを探した。


ふと線路の方に見なれた白髪を見かける。



いたっ!



そこでは既に悟さんが獄門疆に掴まっていた。


手を伸ばすけれど、悟さんは閉じ込められてしまう。





「いやあぁっ!悟さんっ!」

「パパっ!」





予知していたはずなのに、防ぐ事が出来なかった。



蓮が袈裟を着ている男に攻撃をして。

心が周りの呪霊を討伐している。





「おっと。君たちは悟の子供たちかな?」

「パパを返せ!」





蓮は瞬間移動をして。

彼を攻撃しながら、獄門疆を取り戻した。





「蓮!逃げるよ!」

「うん!」





心と蓮を抱えて、私達は帳を突き破って。

人気のないビルの上に下りる。



獄門疆を蓮から預かり手で持つ。





「開門」





教えて貰った言葉を言ったのに、獄門疆は開かない。



何で?





「心。蓮。もう一度力を貸して?」

「いいよ」





箱の上に3人で手を置き、話しかける。





「悟さん。聞こえる」

『聞こえるよ』

「開門って言っても開かないの!どうすればいいの!?」

『所有者と見做されてないのかもね。名前の手には負えないよ』

「…そんな…」





諦めないでよ。


 
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